さよなら、ばあば  #帰りたくなる場所  | とある先生のブログ

さよなら、ばあば  #帰りたくなる場所 

よかったらのんびり、読んでみてください☕️☕️

弔いとして 踊りもおさめてあります🌕


はじめて〆日に、深夜の税務署(時間外収受)へ直接赴く今年の確定申告となりました


ちょうど一週間となりました


この間がんばって、気を張って、さよならもして

それでも、車に戻り ふと一人になれば

まるで子どもに戻ってしまったように泣きじゃくっている自分がいます


弔いのときです



なかなか子どもらしい子ども時代が叶わなかった、

心もいたいことに堪えた、まだ小さかった頃

祖母のお家では、私は子どもでいられました

なんでも、笑って許してくれた

じいじとばあばの、大きな大きないびきを聴きながら眠る夜は、くすくす笑いながらも いつの間にか安心して眠りについていました


朝になると、まぶしい陽の光と、じいじの新聞を読む姿、ばあばの朝ごはん

守られていました

それに、お気に入りの鏡台で、1時間くらいかけてお化粧や髪をきれいにおしゃれするばあばの様子を、じーっと見て楽しんでいました 綺麗だなぁって



私の新体操の試合や、踊りの舞台を、

いつも観に来てくれました 

会場では どんなに遠く離れた場所でも、誰よりも一番に私を見つけてくれたそうです ほかの家族がまだ探す中…



「お姉ちゃん(私)のダンスする音、聞こえる??」

親族が何度も、そう声をかけてくれたそうです。

先月の舞台の本番の頃のことです。


きっと、ばあばの夢に 私や、みんなの踊る姿、映っていたと思う!うん まちがいないよ!


何事も起きてはいない、ばあばは今日も元気だと、公演が終わっても限界まで私へ隠しとおす。親族のその心は どれほど苦しかったろう、涙が出てきます。

"家族や大切な人の最期に会えない"とは、エンタテインメントの中にいれば、どこかで意識と覚悟をして舞台に乗ります。ですが、「ぎりぎりまで知らせない」という判断は、心崩れず最後までステージングしたり、きらきら頑張るみんなをちゃんと見届けたり…それが私へ叶うよう親族はじめ周囲の渾身の助けであり、祖母の最期の願いにも 間違いなかったかと思います。




いつも笑っててくれて ありがとう

めそめそ悩む可愛いらしさ ありがとう

ご飯をいっしょに食べてくれて ありがとう


ひとの心のいたみや優しさ守る重要さを、

身をもって、

死に様 生き様をもって、

示してくれてありがとう



優しさとは強さで

傷つけるは弱さ





踊りをおさめます

 人の脚かな まだ人魚かな、 ここは海か砂浜か、

   この世か あの世か

そんな はざま を私なりに紡いだ記憶があります


コロナ禍になる前 2018年頃のものです

祖母も、客席で本番を見守ってくれたものです

 music/ 宇多田ヒカルさん「人魚」

   dancers/ 自分の踊るパートの前後へ、

       かよちゃん、かすみん、ちほちゃん

 choreography/ Akika OKAMOTO

                           




さよなら、ばあば  育ててくれて ありがとう

              #帰りたくなる場所



近くで助けてくれる人へ いつもありがとう





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