久しぶりに観たい!!!と思う映画ができたので、
レディースデイの今日、行ってきました。
監督は大好きな香港映画「恋する惑星」「花様年華」の
ウォン・カーウァイですよー!
主演はあのノラ・ジョーンズですよー!
相手役はジュード・ロウですよー!
しかも共演がナタリー・ポートマンですよー!
豪華っす
ニューヨーク。失恋したばかりのエリザベスは、
別れた男のアパートの近くにあるカフェで彼を張るようになり、
オーナーのジェレミーの焼くブルーベリーパイに癒され、
いつしか二人は親しくなるが、彼女は突然に旅に出る。
出発して57日目。彼女はメンフィスのバーで働いていた。
別れた妻への愛を断ち切れずに
アルコール依存症になった警官のアーニーと親しくなり、
その元妻とも会話をするようになる。
251日目。若く、美しい女性ギャンブラーのレスリーと出逢い、
彼女の車でラスヴェガスを目指していた。
いや~、すごく良かったです。
期待以上でしたわよ。
正直ウォン・カーウァイ作品で
アジア人じゃないキャストってどうなのよ???
舞台がゴミゴミした(いい意味で)アジアじゃないってどうなのよ???
って思ってたんですけど・・・
N.Y.やラスベガス等THE アメリカ!!!な場所ばかりなのに
これがちゃーんとあの赤黒~い幻想的な世界が成立してるんです!
まずこの映画がいいのは、ふつうと逆で
旅に出るのが女♀で、男♂が待つ身ってところ。
だから共感できるの。
で、その旅する女、ノラちゃんの演技がすごく良くて。
初挑戦とは思えないくらい自然体。
彼女が黒髪っていうのが親近感がわくんだよねー。
ジュード・ロウはカッコよくて優しくて良かった。
レイチェル・ワイズはめちゃめちゃ美しくて魅力的。
いつもと違う意外な役柄のナタリーも良かった。
そしてなんといっても素晴らしい映像美!!!
キラキラ輝きながら走る電車&夜景
が
特にキレイで印象的でした。
旅先で綴る手紙のやり取りも現代っぽくなくて雰囲気があって。
もちろん音楽も良かったですよ。
エンドロールの途中から「花様年華」の曲が流れてきてニヤリ。
私がエンターテイメントに求めるのは
現実と超現実の境界線の浮遊感。
もっかいN.Y.に行きたくなったなー。
前行った時はまだまだお子ちゃまだったからなー、私。
(成人はしてたけど(笑))