数日前は、今日の病院の予定だった。

 

一か月に一度、精神科と眼科の両方に行く。

 

外出の予定があると、絶対に体調をと問えておかなければ

ならないので、夜中に起きないように少し多めに眠剤を飲む。

でも、それが多すぎると、朝になっても眠剤が抜けていなくて

逆に起きられなくなってしまう。

 

その微量な調整を、前日の夜に、その日の体調の状況、

動いた量の状況、その夜の入眠がどれからいでできそうかなど、

幾つものも条件を考えて、眠剤の種類と量を調節して飲む。

だから、外出の予定がある日は、正直、面倒くさくて嫌い。

 

だから、毎月必ず受診しなければならない精神科と眼科を

一緒の日にすることを思い立ち、それが無理ではないことが

分かって負担が大きく減った。

 

何らかの用事で近所に外出をするにしても、午前の場合でないと

難しい。

単純に、昼ご飯を食べたあたりから、午前からの疲れが

酷くなってきて、動けなくなるし、電池切れで頭の中が

時計が止まったように感じる。

 

だから、ちょっとでもきついと思ったら、タブレットと

携帯を持って布団に潜り込む。

 

その時気になっていた情報をユーチューブで見たり、

作った人には申し訳ないけど、どう考えても

ヒットしないのは分かっている、子供だましのCGを

使ったサメの映画だとかホラー映画とかを見ていると

いつの間にか眠ってしまっている。

 

3時間ほどの長い昼寝をして、冬も近づいた晩秋の空が、

すっかり血の気を失ったように暗くなった時間に

私の頭は「今は何時だろう?」と記憶をたどりながら

起き上がる。

 

一日に何度も寝ては起き、寝ては起きを繰り返す私の

頭はいつも混乱をしている。

 

暗くなった部屋に電気を点けてカーテンを閉める。

お箸を並べて旦那さんが作った湖畔を食べる

準備をする。

 

いつものルーティーン。

 

「今日も何もしなかったなぁ・・・」といつも思う。

 

それを旦那さんに言ったら

「朝ごはんとお弁当作ったじゃん」って言われる。

 

確かにそうなんだけど、普通の人はそれだけじゃなくて

もっとたくさんの家事と、外で仕事をしている奥さんは

たくさんいる。

 

比べちゃダメなんだ、働かなくてもいいって今は

言ってくれる旦那さんがいてラッキーなんだから、

と自分を納得させる。

 

落ち込むことの繰り返し。

楽しいことなんて思いつかない生活。

 

家からも出られないし、人と会うのも怖い。

 

何もできないから何も思い描けない。

旅行がお得だといろんな場所を紹介する

ニュースを観ながら、なんでみんな

旅行が好きなんだろう?と思う。

手続きも、日程を組むのも、準備も、

帰ってからの片付けも、何もかも

手間がかかることだらけなのに。

 

私なんて電車で立っていることもできない。

 

じゃあなにができる?

 

あぁ、モンブラン食べたいな。

栗の甘露煮がのった高いほうの。

 

小さいけど精一杯の希望。

楽しみは自分で作るしかないね。