家の中より外のほうが暖かい日。
金曜日の昼は一番きつい。
平日は横になっている以外はずっと何かしら
やっている。
じっとしていることが罪か罰のように頭か身体を
動かしている。
横になっている時間が多い分、起きている時には
何かしら自分や家族のためになることをしようと
自分なりに努力している。
月曜日、火曜日、水曜日くらいになると、だんだん
前向きに考える力もなえてくる。
今日の昼間なんんか、テレビ観るのもきつくて
天井を見ながらダメだなぁ・・と思っていた。
家の中は寒くて暗くて、家の中から見える外の世界は明るい。
もしかしたら外のほうが気持ちいいかも、と外に出てみた。
暖かくて、気持ちよくて、心が晴れてくるのを感じた。
そのまま散歩に出てみた。
いつも行かない知らない道を歩いてみた。
家からどのくらい遠くにきたか分からない道は怖い。
きつくなっても戻る道が分からなくならないように、
用心しながら無理しない程度に戻ってきた。
家の前まで来ると、最近話をするようになった近所の
奥さんが赤ちゃんを連れて歩いてきた。
一月に私のお隣さん、裏の方、2件向こうの方、と
3人の赤ちゃんが生まれた。
こうのとりさんが面倒くさくてみんないっぺんに
赤ちゃんを運んできたんじゃないかと思うくらい。
珍しく長い立ち話をしていて疲れてしまった。
でも、これから子育てなんて本当に大変だ。
もちろんまだ若いから当たり前にできるんだろうけど、
もし今子供ができても、いや、実際に目の前の
家の奥さんは私より一回り上でまだ子供が
小学生なので考えられなくはないけど、
育てることなんか無理じゃないかと思う。
子供なんてもう育てられないわ。
そう言うと、旦那さんは、
あなたが子供を離すわけないでしょ、と言う。
私ってそんなに子煩悩かなぁ。
確かに、子供にはいつも構って攻撃してるけど、
子供は自分とは別物で、自分の人生にひととき
関わっているだけの存在だと思っている。
子供の人生は子供のもの。
親は大きくすることはできても、口をだすことはできない。
それでも、子供はいつまでたっても子供に違いない。
私が病気になった時、見捨てないでくれたのは
親だけだった。
私も子供にとってそんな存在で在り続けたい。
なんて思いながら、でも長生きはしたくない、と
願う気持ちは変わらない。
寿命が分かればもっと頑張れるんだろうか。
病気がよくなるように、健康的な生活を
送れば送るほど、長生きしそうな自分が怖い。
死ぬまで楽しく生きたい、と今は頑張っているけれど、
辛い現実は変わらない。
辛いけど楽しく生きる。
辛いからこそ楽しめる現実がある。
最近はそう思える瞬間もある。
他の人より生きていることを楽しめるのは悪いことじゃない。
そう思う自分と、きつくて何も考えられない時の自分の
ギャップが激しくて、金曜日の昼間が過ぎるとホッとする。
明日は、寝るぞ、遅くまで。