今日も少し難しい話をします。


デイケアには毎日約40人近くの
メンバーさんがやってきます。

その症状は様々。
最初はその中の人たちのいろんな
症状に不安を覚え、私もいつか
こうなるのか・・と考えて更に
不安につながっていましたが、
それらが薬の副作用によること、
そして今のところ私には関係
ないことである、ということが
分かってきて、ではその症状が
何だろう?と逆に気になって
きました。

年代によってデイケアの中の
メンバーさんの病気の種類も
違ってきますが、現在はメンバーさんの
半分が統合失調症です。
統合失調症の患者さんがよくいうのが
幻聴や幻覚。そして今まで仲良く
していた人もあっという間に
敵に見えてくる瞬間があると
いうこと。
これは実際に私もよく話す人に
その症状をみています。
いつもは信頼し、いろんな相談事を
しているにも関わらず「最近冷たい」
「私を嫌いなんだと思う」と言い出したりして
あ~落ちている、と心配になったりします。

双極性障害の私ですが、以前入院していた
病院の主治医が合わず、避けるように
なった時、統合性失調症を疑われました。
でも私にはいきなり目の前の人が敵に
みえるようなことはありません。
最初はその主治医に「周囲の人が敵にみえる
ことはありませんか?」と聞かれた時
「ありません。」と答え、その意味がわかりません
でしたが、今はそうだったんだ~とわかりました。


そんな感じで精神障害の様々な病気の中にも
いろんな症状があります。
その症状に応じて先生が薬をだす訳ですが
その薬にも様々な副作用が顕著に現れる薬が
あります。

私は以前ジプレキサという薬を処方されていました。
この薬は体重増加の副作用があります。
ない、というメンバーさんもいますが、
私は一時期体重がいきなり減少してしまい
この薬を飲むようになって2か月で
8キロくらい太りました。
主治医が変わってやっとやめてもらいましたが
その途端、元の体重まで落ちました。


メンバーさんの中にもあの人何で首をずっと
振ってるの?と思っていたらジストニアという
副作用の一つだとでした。抗精神薬の
副作用ということですが薬を中止しても
治ることが少なく治療法がないのが実情です。


いつも唇をわなわな震わせているメンバーさんの
場合、抗精神薬による口唇ジスキネジアという
副作用でした。


背中が90度に曲がりいつも頭を抱えて歩いている
メンバーさんがいます。
彼は円背という副作用の一つです。


薬剤性パーキンソニズムという抗精神薬による
パーキンソン病の症状が現れているメンバーさんも
います。
統合性失調の薬の作用として多いようですが
ちょこちょこ歩き、時々つまづいてしまったりという
歩き方をするのが特徴です。


その他にも一般的に起こり得る副作用として
手が震える、頭がボーっとする、記憶力の低下、
だるい脱力感、眠気など、私も現在経験している
副作用でどの抗精神薬にも現れやすい症状の
ようです。
口渇という副作用のせいか、運動会で使うような
大きなお茶ポットを一人で飲んでしまう人もいます。
おしっこの回数が増えたりする副作用もあります。
私自身も現在困っている症状の一つとして
アカシジアという副作用があります。
これはじっと座っておけなくなる副作用です。
一時間程度の話を聞くプログラムでも、座っていられなくて
トイレに行ったまま帰ってこなくなったり、寝ている人が
たくさんいます。とにかく気持ち悪くて座っていられない
のです。我慢できないのです。
私は気力がなくずっとテレビを観ている日々が続いたせいか
この症状は徐々に消えつつあります。


このようにたくさんの副作用がある薬を私たちは
生きるために飲まなければなりません。
副作用を抑える薬でまた副作用があり、どんどん
薬が増えるメンバーさんも多くいます。


生きるため、というのは本当の意味での「生きる」です。
私達は毎日の天気や気温差、それぞれいろんな理由で
すぐに気分が落ちたり上がったりします。
そのためいつも「死にたい」「消えてしまいたい」という
気持ちが消えません。
それを実行したいかどうかで入院をしたり、デイケアに
通ったりカウンセリングを受けたり、と様々な
生きるための努力をしなければならないのです。
毎日が自分との闘いです。


私もブログを開始した頃は「遺書」としてこの記事を
書いていました。
「いなくなりたい」と思う時、ちょっと前までは
「死にたい」という気持ちばかりでしたが、今は
「誰か助けて」と思います。
これはとても大きな進歩です。
誰かを頼り、生きようとしているのです。


そんな気分の時、私が最近するのはストレッチです。
幸い体が柔らかい私は自分を12の数字に曲げる
ことができます。その姿勢で目をつぶり体を
リラックスさせるととても心地よいのです。
それに加えて気持ちがぞくぞくする時はコーヒーを
飲みます。でもカフェインは病気によくないと
言われているので薄めで飲むことが多いです。
今月になっての最大の進歩は、お風呂に少しだけ
長く入れるようになったこと、そしてデイケアの
アウトドアのプログラムに参加できる日ができた
ことです。どちらも先月にはできなかったことでした。


こんな風に「死にたい」から「助けて」という
気持ちの変化、ちょっとした動作をを気持ちよい
と感じたり、メンバーさんと出かけることを
楽しみに思う(イコール未来を考えることが
できる)自分が今現在いることにとても
感謝をしています。
明日がどうなるかわからなくても、今現在の
私は周囲の人に感謝しています。
そんな風に感じることのできる一日の終わりに
再び感謝します。今日の闘いももうすぐ終わりです。