自家移植のための入院 | リンパ腫とあたし

リンパ腫とあたし

2013年9月、悪性リンパ腫だと分かり、様々な治療を終え、2015年2月、寛解を迎えました。
経過観察中です。

2014.8.25

2度目の生検が終わって退院してから、1ヶ月弱、ゆっくり過ごすことができた。

始めの10日くらいは、術後の痛みで、動き回ることはできひんかったけど、8月に入ってしばらくしてからは、出掛けたりもできるようになった。

お盆にはお兄ちゃん、お姉ちゃん、それぞれの家族たちも帰ってきて、毎年恒例のバーベキューをしたりもした。

 




そして、入院の日。


闘病が始まってから、6クールで終わると思っていた治療が8クールになり、それでも消えずにまた治療。
それも効果があまり出ずにまた手術。

ずっと終わりが見えへんようになっていたから、もうあと移植で終わるんやと思うだけで、自然に頑張る気持ちが湧いた。




自家移植をする前には、徹底的に今の血液細胞を抗がん剤で破壊する。
それだけ強い抗がん剤を使うということ。


やっぱり怖い。


骨髄移植ではないから、拒絶反応とかっていうのはないけど、副作用が予想できひんから怖い。


もちろん今まで以上に骨髄抑制も起きるから、クリーン管理のできる個室に入った。
更にアイソレーターも付いていた。



8月27日からMEAMという前処置を6日間して、移植は9月3日という流れ。
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今回も例のごとく、体験談やブログなどを読みあさった。
どうしても心構えが欲しくなる。

「大丈夫!がんばれるよ(^_^)b」
って笑っていられる準備がしたくなる。


でも読めば読むほどに恐怖(>_<)
特に、最終日のアルケランはある方のブログに、〝悪魔の抗がん剤〟と名付けられていた。


アルケラン…
なんか可愛らしい名前やのに、恐ろしいんやなぁ…。

あたしは最終日にやってくるから、〝ラスボス〟と名付けた。



もう最後になるかな?って話しながら、カテーテルをいれてもらって、準備は整った。




最終章。
始まります。