ついに告知の日 | リンパ腫とあたし

リンパ腫とあたし

2013年9月、悪性リンパ腫だと分かり、様々な治療を終え、2015年2月、寛解を迎えました。
経過観察中です。

2013.9.27

今までしてきた全ての検査結果とこれからのことを聞きに、医大の血液内科に行く日。


生検手術が終わってからこの日までの1週間は、ほとんど引きこもってた。

思った以上に痛みが長引くこと、痛みのせいで寝付けへんこと。
これからの不安、これからの自分。

全部がストレスやった。
逃げ出せたらいいのにって何回も思った。


でもこの日の前日、いつも病院にも付いてきてくれてた友達が、あたしを連れ出してくれた。


いつも3人で遊ぶ友達の家に行って、その子の子どもとたわむれたりした。
そして、その友達にも、話した。

その子は、「治るまで、あたしは絶対泣かへんから」っていつもと同じように過ごしてくれた。ありがたかった。

夜は、旦那さんも帰ってくるから、そこでおいとまして、友達と二人で夜ご飯に。

行きたい店あるからって友達が連れて行ってくれたのは、京都のホテルの最上階のレストランやった。

その日、「キレイな格好してきてや」と言われていた理由がこれやった。



夜景がめちゃくちゃ綺麗!!
そして料理も出てくるもの全部おいしい!


治療が始まったら、12月にあるあたしの誕生日、ちゃんとお祝いできひんかもしれんからって考えてくれたみたい。

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↑お店に頼んでくれてたみたいで、メッセージ付のスイーツ。


あー、あたしは幸せやなぁ。
絶対またこうやって、大事な人と、オシャレして出掛けて、美味しいもの食べて、いっぱいしゃべって、笑ってたい。
だから、そのために治療するんやなって思った。
逃げたら、こうゆう日はやってこーへん。




覚悟が決まった。
それで迎えた日やった。


O先生の説明は、大学病院の教授先生らしい、講義を聞いてるかのような説明やった。

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病名は、縦隔原発びまん性大細胞型B細胞性悪性リンパ腫。
ステージⅡ。
月単位で進行する中悪性度。


R-chop療法が標準治療になってるみたいやけど、縦隔原発のリンパ腫に関しては、少し奏効性が低いのでは?
再発の可能性もあるのでは?
と医学界では論争中らしく、R-epoch療法で治療していくことも説明された。


 3週間で1クール。
それを6~8クール繰り返すそう。


R-epochのあとの生存率など、統計の数値はすごく高かった。
友達のお母さんも、抗がん剤治療6クールで寛解を迎えてる。

大丈夫。
頑張れば治る。
ちゃんとそう思えた。



入院は10月1日。
それまでの3日間、今しかないからって目一杯オシャレして、目一杯遊んだ。
パワー充電!

お姉ちゃん、友達、家族、ありがとう。