MRI、院長先生からの結果 | リンパ腫とあたし

リンパ腫とあたし

2013年9月、悪性リンパ腫だと分かり、様々な治療を終え、2015年2月、寛解を迎えました。
経過観察中です。

2013.8.29

初めて病院に行ってから2日後、MRIを受けに再び病院へ。

MRIは初めてではなかったし、前よりも広くはなってたけど、やっぱり音がうるさくて、時間も1時間くらいかかったから、苦痛やった。


検査が終わって、待合に出ると、ベンチに父が座っていた。


え?
病院から呼ばれた?
もしかしてもう告知??



今検査をうけたばっかりで、そんなはずないのに、その時はそうとしか思えへんくて、すごく焦った。
聞くと、父は気になって来てくれていた。


しばらく待ってから、診察室に呼ばれた。
院長先生だった。


検査の結果、胸に影があると言われた。
けど、詳しいことは何も教えてくれない。
あたしも、何も質問が出てこない。


「ここではこれ以上の検査も治療もできないし、医大に紹介状を書くので、行ってください」
そう言われた。



最後にひとつだけ質問した。
「病気はあるってことですか?」



答えは「はい」だった。



待合に出て父を見たら、泣けてきた。
現実味をだんだん帯びてきた瞬間やった。


その日仕事は休ませてもらった。



夜、大切な友達に電話した。
まだ話すか迷っていたけど、むこうも何かあったって察してくれて、これまでを説明した。

皮肉にも、この友達のお母さんは2年くらい前リンパ腫になっていた。
ありがたいことに、治療を終えて寛解を迎えてくれていた。
そして彼女は看護師。


この後、いっぱい彼女に支えられたのは言うまでもない。




医大に行くのは6日後。

悪性リンパ腫か。
胸腺腫か。胸腺がんか。

ネットを見るばかりの毎日やった。
調べても調べても、不安しかなかった。




長い1週間やった。