VMをラップで斬ってみる
今日はレースラップから解剖したいと思います
ラップ
13年34.6-23.6-34.2-1.32.4/前1000m58.2
12年34.4-23.8-34.2=1.32.4/前1000m58.2
11年33.5-22.4-36.0=1.31.9/前1000m55.9
10年33.8-23.7-34.9=1.32.4/前1000m57.5
09年34.7-23.9-33.8=1.32.4/前1000m58.6
08年35.7-24.3-33.7=1.33.7/前1000m60.0
07年34.8-23.4-34.3=1.33.7/前1000m58.2
06年35.4-24.3-34.3=1.34.0/前1000m59.7
平均ラップは34.6-23.7-34.4=1.32.7/前1000m58.3
同期間の安田記念平均ラップ【34.0-23.2-35.0=1.32.2/前1000m57.2】
VMは安田記念に比べ、テン3Fプラス0.6秒、中盤2Fプラス0.5秒も遅く前半相当緩い流れです。1000m通過で1.1秒もの差があります
08年~11年に掛けては年々前傾に推移していき11年牝馬2強対決は1000m通過55.9秒の猛ラップ。普通なら前潰れ確実なペースだがBコース替わりで内枠先行馬が残るほど芝が軽い
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4番レディアルバローザ3-3→3着
3番グランプリエンゼル6-6→4着
5番アンシェルブルー6-6→5着
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ご覧のように4着・5着馬は6F得意とする短距離馬。この時期に大激流で底力が問われる流れになっても内枠・先行なら短距離馬のキレでも誤魔化しが利くのです
昨年・一昨年のような1000m通過58.2秒では先行馬にもう勝ってくださいと言わんばかりのレースになってしまう
前傾でも後傾でも、中盤が23.5秒以上掛かる緩む傾向にあるので上がりは速くなる。東京マイルクオリティのテン速い傾向は変わらないので、テンのスピードと上がりのスピードの両方を備わった馬にしかチャンスはない!。
中盤2F区間=3角+4角コーナー部が緩む傾向にあるレースなので後方の馬は動くに動けない状況になります。かといってテンでそれなり脚を使わされているので、直線で32秒台の極上の末脚なんて繰り出せません。単純に末脚鋭いだけでは勝てないレースです!
ならば、中盤を除くテンと上がりが速い馬を狙い撃て良いことになる
レーステン3F+上がり3Fの合計は
13年68.8秒
12年68.6秒
11年69.5秒
10年68.7秒
09年68.5秒
08年69.4秒
07年69.1秒
06年69.7秒
平均は69.0秒
安田記念の同期間平均が69.0秒。総合タイムで0.5秒差ありますから、これは中盤のタイム差なのです
ちなみにここ2年は
12年テン+上がり68.6秒
1着ホエールキャプチャ34.9-33.8=68.7
2着ドナウブルー34.7-34.1=68.7
3着マルセリーナ35.4-33.5=68.9
13年テン+上がり68.8秒
1着ヴィルシーナ34.7-34.0=68.7
2着ホエールキャプチャ35.5-33.4=68.9
3着マイネイサベル34.9-34.1=69.0
好走する馬のイメージはテン34秒後半、上がり33秒台後半
脚の遅い馬でもテン35.5秒程度が限度。そこから上がりは33.5秒のキレがないと届かない。しかしこれがマークてきたのは近年でも極めて優秀だった11年桜花賞ワンツー馬だけ
スピードよりも折り合いを重視してきた中長距離中心に使われて来た馬にとっては、実はテン34秒台~35秒前半のスピードはハードルが高く、ウオッカやブエナビスタの超A級馬でさえ2着に負けてしまう始末
Bコース替わりも相俟ってテンの脚の遅い追い込み一手には相当厳しいレースとなるのです。基本先行して内目が走れ、テンと上がり70秒以下の時計で走破できる馬を狙い打つべきでしょう
マイル以上の距離で「テン+上がり=70秒以下」をマークした馬
(★=東京コース)
ヴィルシーナ
34.5-34.3=68.8/13安田★
34.7-34.0=68.7/13VM★
ウリウリ
36.9-32.9=69.8/14京牝
ウィンプリマベーラ
35.9-33.4=69.3/13清水
エクセレントカーヴ
35.3-33.9=69.2/13京成AH
35.4-34.4=69.8/13江ノ島★
ゴールデンナンバー
36.7-32.3=69.0/13多摩川
スマートレイヤー
35.3-34.1=69.4/13夕月*9F
35.4-34.4=69.8/13三面*9F
ケイアイエレガント
36.4-33.4=69.8/14節分★
35.4-34.5=69.9/13木更津
ホエールキャプチャ
35.4-34.3=69.7/14東京新聞★
35.5-33.4=68.9/13VM★
36.0-34.0=70.0/12府中牝馬★*9F
34.9-33.8=68.7/12VM★
ローブデコルテ
35.1-34.7=69.8/14京牝
レイカーラ
35.3-34.7=70.0/14東京新聞★
上記から絞っていきますと、
テン35秒後半の脚の遅い馬は必要なし→ウリウリ、ゴールデンナンバー、ウィンプリマベーラ
東京>他競馬場で狙いを下げる馬は→ウリウリ、ウィンプリマベーラ、スマートレイヤー、ローブデコルテ
残るのはヴィルシーナ、エクセレントカーヴ、ケイアイエレガント、ホエールキャプチャ、レイカーラ
お復習いポイントとして
1、上がり34.0秒以下
複勝圏24頭中/16頭
2、4角6番手以内
複勝圏24頭中/14頭
3、1~2枠
複勝圏24頭中/10頭
内枠で先行でき、テン34秒後半+上がり33秒台が出せるスピードあるキレタイプの馬に注視したい
過去8年1枠または2枠から必ず1頭馬券に絡むので今年も注意した方が良いでしょう
その成績は【2-3-5-22/複勝率31.3%・複回収率182%】軸に選んでも良いレベルです
人気薄でも必ず3連系馬券のヒモに加えてください
またラスト4Fに着目すると
11年ブエナVSアパパネ時の前傾激流ラップを除くと、
ラスト4F目は平均11.9秒をマーク
ラスト3F目0.5秒加速
ラスト2F目0.2秒加速
ラスト1F目0.6秒減速
(▼0.5-▼0.2-△0.6)
タイムとして算出するとラスト4F目から
(11.9)-11.4-11.2-11.8(上がり3F34.4秒)になります
要は4コーナーから加速が始まり、坂部分を含む残り200mまでスピードUPし続けるもゴールまでそれほどスピードを落とさないレースなのです
やはり後方一気は至難の業ですね
昨年・一昨年のヴィクトリアマイルCは当然下記のようなラップバランスで上記平均と殆ど同じ
12年VM(11.8)11.5 11.2 11.5=34.2(▼0.3-▼0.3-△0.3)
13年VM(11.9)11.4 11.2 11.6=34.2(▼0.5-▼0.2-△0.4)
その他に、下記のように似たレースを見つけました
(12.0)11.3 11.1 11.7=34.1(▼0.7-▼0.2-△0.6)
この馬は上記と同じコースで下記のようなラスト3Fで全く加速のない平坦ラップも差しきり1着して緩急ペースで強いコース巧者です
(11.4)11.7 11.8 11.8=35.3(△0.3-△0.1-△0.0)
個人的にはガッツリ狙いたい馬です
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