背景にあるもの 3 | パキスタンな生活(in カナダ)

背景にあるもの 3

ちょっと恋愛の話になりますが・・・・

 

その頃の私は失恋して傷ついていました。

そんな中、出会った彼。

 

彼は私が通っていた大学の卒業生で、大学主催のイベントに参加しに来ていたところだったそうです。

外で一服(当時はタバコを吸っていました)していた私に「火をかして」と声をかけてきたのは彼でした。

 

外には彼と私の二人きり・・・。

 

何分か会話をしていたのですが外はもう暗く、外灯が灯っていたのに彼の顔は逆光で見えなく、でも声は落ち着いていて優しく、でも力強かったという印象でした。

 

そして電話番号をきかれました。

 

 

あんなにもう恋愛なんてしない。男の人なんて信じられない。って思っていたのに毎日の数時間にわたる電話での会話にいつしか胸をドキドキさせていたんです。

 

 

デートを重ね、毎日電話やチャット、メール・半同棲もしました。

 

 

そして2年後・・・彼はアメリカの大学院を卒業してカナダに帰ってしまいました。

 

 

それ以前にも将来の事を相談した事はあったのですが、あの頃が一番頻繁に話し合っていたと思います。

 

 

 

実は私、「この人と結婚したい」と思っていましたし、「するだろうな」とも思っていました。

 

 

 

そして文化・習慣・宗教についてもっと知っておかなければ・・・と思い始め、

 

大学の教授(ムスリム)、ムスリマの集会、モスク、イスラムについての講義、本やインターネット、そしてムスリム&ムスリマの方々とお友達になったり、もちろん日本に住むパキスタン人の奥さんにもネットで知り合ったり・・・・とにかく自分が納得するまで調べ続けました。

 

2002、2003年には彼のお姉さん、両親にも会い、質問をしたりして心の準備をしていきました。

 

そして私が大学を卒業した2003年夏、彼と、お姉さん家族、ムスリムの友達に見守られるなかシャハーダ(信仰告白)をしました。

 

 

 

涙が出ました。

 

最後の方で自分でも知らないうちに涙がパタパタと落ちてきたのです。

 

 

その後直ぐにニッカー(結婚証明)もしたのですが、ニッカーよりもムスリマになった気持ちの方が強かったんだと思います。