実家のリクガメ(+ミズガメ)屋外飼育場のメンテ | もなのブログ

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 GW後半は帰省して、実家の庭で一年中屋外飼育をしているリクガメ達(とミズガメ)のメンテをしました。

 

 リクガメの完全屋外飼育は今年で3年目です。

 去年から今年にかけての冬のとんでもない寒波も乗り越えましたので冬眠床についても大きな改良は必要ないでしょう。

 

 完全屋外飼育ですので普段の世話は(親が)餌と水やり(と日常的なチェック)、冬眠前に冬眠スペースのチェックぐらいという省エネ飼育です。

 

 

 

 

 本当は餌やりもせずに生やした野草で賄いたいのですが、それにはスペースが足らないよう(種を蒔いても踏み荒らされ、食い尽くされる)です。

 

 改めてリクガメスペースを紹介しますが以下のような感じになっています。

 

 

 

 飼育場は大体2m四方の正方形をしており、ブロックと百均の網(網は互いに結束バンドで固定)で囲っています。

 北側には冬眠床として大型プランターを45㎝程埋め、下には水抜きの軽石を敷き、後はピートモスを詰めています。

 

 リクガメの冬眠では一般的にベラボンが使用されますが、空気を含み保温性が高い、安い、軽い、糞尿で固まるのでそこだけ捨てればよい、隙間がなく虫等が潜り込みにくいというメリットがあるため、我が家ではピートモスを使用しています(あと食虫植物にも使用できる)。

 一方でピートモスは濡れてしまうとなかなか乾燥しない(水はけが悪い)、軽いため風で飛び散りやすく辺りに散らかされやすい(何度も買い足す必要がある)というデメリットがあります。

 結局一長一短ですし、プロはやはりベラボン使用者が多いですが、ピートモスでも今のところ(3年目でも)問題は出ていません。

 

 飼育場の傾斜は南東方向へつけており、雨が降ると、この場所だけびしょびしょになります。水入れもここに置いているため、雨のたびに水やり水替えも勝手にできることを狙ったのですが、汚される方が早いため結局水場メンテは欠かせません。

 

 

 冬眠床だけは水が入らないよう波板で屋根をしています。その他カラス・ネコ避けのネットとシートをスペースほぼ全面に被せています。

 シートは寒い時期(冬眠時期)は全面に被せていますが、夏などは通気や日光の確保のため半分開放するようにしています。

 

 

 

 

 南側には3mほどのオリーブの木が植わっており、良い感じに遮光されるようになっています。

 

 手探り状態で色々調べて造成した飼育場ですが、そこそこ満足の出来に仕上がっている筈です。

 

 

 

 帰省の際にはリクガメに近所で採集してきた野草や、沖縄で拾ってきたソデイカのカトルボーンを与えました。

 

折角たくさんクワの葉をあげたのに無視

 

カトルボーンは早速齧っていました

 

 親に世話を任せている都合上普段の餌が野菜多めになってしまいますので、帰省中に出来るだけ大量に野草を集め、与えるようにしています。

 

 ミズガメも換水など。

 

 

 非常食君らも元気そうです。次の帰省時には補充を考えた方が良いかもしれません。

 モツゴにはこの容器内で繁殖して欲しいとは思うのですが、難しそうかな…

 

 

 

 クサガメ1匹に水カビっぽいのが出ていましたので、うがい薬を塗って乾燥させておきました。

 

近所の水路で甲羅が何かに齧られていた個体

 

孵化後水路に落ちていた個体

 

クリスマスに近所のペットショップで購入した個体

 

 今までになったことはなかったのですが、最近の気温(水温)の変化が酷かったからかもしれません。

 日光浴場も狭く、場所の取り合いで身体を十分に乾燥出来ていないということも考えられます。

 こちらも次の帰省の際にどうにかしようと思います。

 

 

 ミズガメもクサガメも一軒家を購入して引き取った後、庭であんなことこんなことしたいなぁ…なんて妄想は捗ってはいるのですが、それがいつになるかが分かりません。

 是非、リクガメガーデニングをしたい!!なんて考えているのですが…なんか長くなりそうなので、この話題はいつかに(引き延ばし)します。

 

 

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