ボルネオネペンテスツアー2019 その1 出発前 | もなのブログ

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出発前

最初のツアー打診は去年の第220回食虫植物愛好会記念集会だったか、その後だったか。毎年夏頃に関東の有志で行っているネペンテスツアーであるが、2017年、2018年にも共に誘われていたものの参加しなかった。

理由としては、有給休暇が余っているとはいえ、流石に調査による現場仕事が多く入る夏場に1週間以上の休みは取りづらく、その2018年には沖縄遠征も考えていたので断ったのだった。

2019年の年始にも既にシンガポール旅行が決まっていた。親族旅行であるが1日1人の時間を貰い、ぶらぶらと生き物を探す計画もあった。

海外旅行は2連チャンとなることになる。たが、仕事で1人旅(出張)に馴れてきたことや、沖縄遠征で多くの生き物に会い、台風が直撃して関西へ帰れなくなるというアクシデントがありつつも、ひろドロさんと共にやんばるに潜った体験は素晴らしかったこと。また、シンガポールを1人で探索して海外での1人行動に少し自信がついたこと。

そしてぶっちゃけると独身貴族でお金にも余裕があることから、2019年のネペンテスツアーに参加を決めたのであった。

 

自分は海外旅行に行くのは初めてではない。しかし、それらの海外旅行は全て修学旅行と親戚旅行であり、実際1人での出国~現地まで行く経験は初めてである。しかも今回は海外でトランジットである。実はトランジットも初めてであり、加えてツアーの料金を払うための海外送金も初めてである。

海外送金は最初に銀行の送金サービスを使用するつもりであったが、送金先であるツアー会社と、とりまとめ役のアウラパパさんの名前が異なるために送金を断られてしまった。次は教えてもらっていたwisetransferというアプリを使用した。便利なものがあるものだと感心したが、なかなか送金されず、わざわざ電話で確認すると遅れて上手くいったと連絡があり、ようやく旅行へ向けての下準備が整い始めた。

 

ツアー日も近づいて来て、荷物の準備を始める。

元々仕事柄、趣味柄、そして大阪屋さんとの奥飛騨キャンプのおかげでアウトドア用品は一通り揃っていた。しかし、バリ島でスコールを耐え切り、仕事、趣味でも愛用していた登山靴がシンガポール旅行で破れてしまっていたために、新しい物を買う必要があった。元々この靴は滋賀の竜王アウトレットで非常に良い物を安く買い叩いたものであり、物としては高級品である。この機会にと専門店である好日山荘で東南アジアのスコールにも耐えうる、疲れにくい素晴らしい靴を購入した。また、ここぞとばかりに前から欲しかった折りたたみ式のカーボン製登山ポールやレインスーツ、登山用靴下やヒルよけスプレーなどを改めて購入したため、既に旅行前に結構な金額を浪費してしまった。

 

出発数週間前ぐらいだっただろうか、改めてツアーの予定を確認していると予約の飛行機の時間が気になった。今回ボルネオツアーに行くのは6人で、Maliau Basin、Mantapok、Marai Paraiを登ることになるのだが、自分を含めた3人はMantapokを降りてMarai Paraiへ行かずそのまま帰国することになる。その内の2人は深夜に発つということであったが、関西の自分は深夜発の飛行機ではトランジットできず、帰られないので夕方発としていた。しかし、話によると夕方までには空港まで帰って来られないとのことだった。

慌ててネペンテスランドさんやアウラパパさんに連絡をとるも、当たり前だが予定は変えられない。

2018年の沖縄と台風の直撃による空港の水没でも学んだことだが、飛行機は最安値のものを選ぶのではなく、少々高くても融通が利くものを選ぶに限る。今回も通常より高い値段であったがサポートの充実したものを選んでいたため、連絡をするとすんなりと便を変更でき、滞在時間が1日延びた。休みも帰国後次の日から働くのは辛いと1日長く取っていたことが功を奏した。

ネペンランドさんやアウラパパさんは自分からの連絡が来て、仕事中大慌てあったそうで、非常にご迷惑をおかけした。