リンゴ味の麻薬
背を向けていた美女に後ろから手を引っ張られ、倒れ込む私を優しくキャッチされたような気持ちの今現在。
「椎名林檎」と言う麻薬は中々、体から抜けない。
もう二度と摂取しまいと自分を抑制しても、彼女が発信する物全てに目が離せず、口角を上げて見つめてしまう
そう、つまり林檎姉さんにお熱なのだ
最新アルバム『放生会ほうじょうや』は様々な歌姫（ミューズ）とコラボした曲がズラリ並ぶ
前回の「三毒史」以来のコラボ曲だらけのNewアルバム
「三毒史」は男性コラボ曲
『放生会ほうじょうや』は女性コラボ曲となっている
どとうの様なYoutubeの椎名林檎チャンネルから流れるMVを追っかけ、最新アルバムの様子を伺う
なぜなら、東京事変活動から自分的にも少しワンクッション時間を置いて当分聴いていなかったからである
少し前まで、音楽は自分1人が聴くものだった
今年に入り、車の運転者のメインが父から私に引き継がれ、
今現在、運転のほとんどを私がしている
なんの関係があるのか？
何もせず助手席の後ろで眠りながらヘッドホンをして聴く状況から
車のBluetoothに繋げて、家族全員が聴く状況に変わったのだ
選曲は難しい限りである🤔
最初の方は椎名林檎様の様な大人曲は受け入れ難く、聴きたくても流している私がハラハラしながら運転して落ち着かなかった...。
聴きたい気持ちがあるが、グッと我慢して洋楽をかける
そんな日々が続きある日、我が家で....と言うか、母にAwich様の「ロンギネスミックス」が大ヒット
そこから、
米津玄師様、藤井風様、king gnu様、Ado様、YOASOBI様、打首獄門同好会様、と
私が流す音楽で母の音楽のすそのを開拓し、遂に何でもOKの領域に母を連れて行ける事に成功しました
そこから、東京事変様の曲や椎名林檎様の曲を車で流しやすくなりました
そんなこともあり長い時間、椎名林檎様のお声を聴けていませんでした
そうなると、違う所に目が行って浮気してしまうのが常
藤井風様があまりにも優しく包み込んで下さる為、あまりの居心地の良さに藤井風という名のブランドの毛布から抜け出すことが出来なくなっていました
そこに、今回の『放生会ほうじょうや』のMV＆CDTVでのパフォーマンス....
テレビを観ながら...
忘れていた林檎の味をこれでもかと流し込まれ、心拍数と口の中の唾液の溢れ具合が止まらなかった
(汚い表現で申し訳ない...）
イイ女ほど無言で手を繋がれると落ちてしまうものはない
完全に、落ちた....
こんなにまで、視覚・聴覚を刺激して引っ張り込むものか...
まさに、林檎味の麻薬である...
味わい尽くしたいのであればその手中に納めるほかない
そう、CDを買うしかない...
ミューズ達の美しく・妖艶な美声をカスカスになるまで味わい尽くす他、
私のこの落ち着きのない心拍を緩やかにする方法はない
また、よろしくお願いします。
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