エロキャワ恋愛漫画と侮るなかれ!!
最近の最推し喜多川海夢ちゅあん
初めての出会いはアニメ放送の第1期「その着せ替え人形は恋をする」通称「着せ恋」
絵柄的にも綺麗で、アニメの線画ハッキリしてる感じが私好みで完全にジャケ買いならぬ、ジャケ見で毎月のアニメチェックにチェックして軽い気持ちで録画して、軽い気持ちで視聴
それが私と海夢ちゃんの出会い
雛人形の頭師になりたいが自分に自信が持てない:五条 新菜くん(ごじょう わかな)
ギャルでオタク、コスプレに憧れている:喜多川 海夢ちゃん(きたがわ まりん)
基本この2人が物語を展開していく
海夢ちゃんはクラスで中心的存在、五条君はクラスで友達がいない状況のこの2人がコスプレで繋がり笑いアリ、涙アリ、成長アリ、キュンキュンあり、微エロありの最高作品です
五条君が海夢ちゃんのコスプレの衣装を作って、
海夢ちゃんがそれを着るという毎回色んなコスをしてる海夢ちゃんを見られるのも見所の1つである
海夢ちゃんのかわいさは当たり前として、海夢ちゃんのどこで完璧に私の心臓は射貫かれてしまったのか....
それは、
始まりの第1話、海夢ちゃんが五条君の机に頭をぶつけた後のギャル友と話してる海夢ちゃんの一幕。
海夢ちゃんの友達の乃羽ちゃんの話で、美容室行った時に海夢ちゃん狙いでずっと待ってるイケメンナンパ男がいて、
そのナンパ男が海夢ちゃんに「それなんかのアニメのやつ笑超オタクじゃん笑ないわぁ~笑」
海夢ちゃん「オメーがねぇわ」
ナンパ男撃沈。
きゃーーーーーーー
めっちゃいいじゃんこの子ぉぉぉぉぉ
そこで、半分くらいまで矢が刺さりました。
完全に刺さったのが、五条君が掃除当番を押しつけられてそれに気が付いた海夢ちゃんが五条君に言った言葉。
海夢ちゃん「自分の気持ちは自分の為に言わなきゃダメだよ」
あ~~~~~
私「そうだよね、そうだよね」みたいな感じになって心臓ぶっ刺さり💘
一気に好きになってしまった....
そこから漫画全巻買い
より好きになって行き、どんどん海夢ちゃんの素敵な所が巻数が積み重なるにつれて出てきてマジ感動
出てくる他のキャラクターもみんないい人でなんて素敵な世界なんだと痛感している
海夢ちゃんのセクシーショットからの五条君タジタジのシーンが最初の頃は多くそこが一種の見所でもあったと思う
でも、この12巻から最新刊の13巻のハ二エルコスの話はどれだけ五条君が苦しみながらも自分自身を見つめ直しながら、雛人形の職人として、そして「職人」そのものへの成長部分が垣間見れた回だった。
毎回衣装を作る上で作品を完全に理解したいと悩みながらも自分なりに解釈して作り上げていくシーンはあったけど、ここまで追い詰められながらも「職人:五条新菜」を大々的に押し出して描いてくれた事はメチャクチャ感動した
雛人形の頭師を目指すには技術だけじゃない。
悩み苦しみながらももっと上手くなりたい、もっと出来るはずと言う飽くなき探求の積み重ねで出来る最高傑作
「一目惚れさせる」と言う事がそこにあるんだと思う。
本当に、人生の時間の中でどれだけ「積み重ね」というモノが大切か最近、痛感している。
私はテニスを中1ぐらいから始めて現在まで積み重ねていったが、
テニスの世界では中1からの積み重ねはかなり遅く、はやい子は3歳から始めて「テニス」というジャンルを積み重ねていく。
当然、積み重ねの差で技術だけじゃない試合のやり方や持って行き方などの目に見えない空間の操り方を自然と肌で分かり行動して行く。
スタートから違うと言う事を自分自身がはやく理解して行動していかなくちゃいけなかったし、少しずつの時間がどれだけ大切かという事も理解しなくちゃいけなかった。
そう、「理解」が足りなかったんだと思う。
(少し、ネタバレ含む)
五条君がハ二エルコスの制作過程で病んで、言ったセリフが本当に全てだと思う。
「何もないから」
引き出せるものがない
困った時に助けてくれるのは自分の経験だ。
だから俺はつまずいた時どうする事も出来ない
形にする事が出来ない
あの1枚に
あの子に
あの1冊に
どれだけの積み重ねがあるんだろう
上手くいかなくて当たり前だ
何もしてこなかったから
自分に返ってきただけだ
「俺は物を作れる人間じゃなかっただけだ」
自分に何にもないなんて知りたくなかった....
世の中にある全ての物は誰かの「積み重ね」で出来てると思う。
みんなが自然と積み重ねてきた「テニス」と私の積み重ねてきた「テニス」は重ねてきた厚みが違う。
でも、違うから見える物がある。
最初から当たり前の様に出来ないと思わず挑めた事がある。
五条君のどん底の精神からの復活のシーンは何度読み直しても目の奥が熱くなる。
頑張って欲しい、負けないでは欲しいと願いつつ、自分自身も周りにそう思われているのかもと客観的に思う。
とにかく、今回はかなりハートの奥深く突きつけられた感覚がしてより深く好きになりました。
キャッキャする好きもあるけど、勉強になって自分を見つめ直す参考書の様な厚みのある好きも両方楽しめる作品になって来ているのがとても、嬉しく思う
長々、失礼...。
「着せ恋」
エロキャワ恋愛漫画と侮るなかれ
少年少女2人の最高傑作の道中の物語かもしれない。
(でも、やっぱ海夢ちゃんと五条君の関係性も気になってくる)
次巻も楽しみ
そして、アニメ第2期も期待して待ってます
気になった方は是非オススメですさらっと読めちゃいます