呪い

理想的本箱というNHKの番組に初めて出会った時に紹介された本本


伊藤比呂美さんの「女の一生」女性トイレ

 

伊藤さんが生まれてこの方「女」として生きてきた中で、世の中の女性達の悩みや質問に一通り答えていっている、この作品花
女性ならではの視点でしか感じない悩みや苦悩、生き方などを同じ女性の伊藤さんが幅広く助言してくれる1冊本
悩みの答えやヒント、自分だけじゃないんだという安心感をも与えてくれる様な1冊だと勝手に私は思っている。
だから、悩んだり自分じゃ答えが出せない時などに目次を見て、自分の悩んでいる事に近しい題を探してページの数を数える。

 

その中でも、よく読む題がある。
本が始まって2ページ目汗うさぎ
序盤も良いとこの序盤だが....
いつも悩むとそこを開いてしまう。

 

親とは
「なぜ親の言うことをきかないといけないんですか」10歳

10歳の女の子の質問。
ありふれた質問かもしれないが、この歳になると改めて深く感じる質問。真顔

伊藤さんは、
親とは、育ててくれるありがたい存在ですけれども、ときに、というより、ほとんど、わたしたちに呪いをかける厄介な存在です。
その呪いは、親心や親の愛という強力な呪術でできていますから、なかなか解けません。
呪いが強力であればあるほど、よりいい子に、つまり世間的にも成功するいい子になれます。
いい子になると、親の呪いもまたさらに強くなる。呪いが強くなって、さらにいい子になる。
堂々巡りのようですが、そうではない。
いずれ、呪いに気がついて、それを解こうとし始めたとき、呪いが強ければ強いほど、解くにも強い力が必要で、力をふりしぼっているうちに、わたしたちも強く鍛えられていくという寸法です。

 

全世界の子供はこの呪いに掛かっているんだろう。真顔
そして、また呪いをかけているのだろう。真顔
そうして、人類は回っているのだろう。真顔

 

では、その世界の広島の片隅で生きる私個人もまた強力な呪いに掛かっている。おばけ
やっと仕事が一段落し、ルンルン
やっと時間的にも気持ち的にも余裕が出来て、キラキラ
やっと家族みんなも気分良く日々が、過ごせる日常が帰ってくると思っていたのに....えーん

 

終わった瞬間、裸の王様のケンカケンカ、皮肉の大嵐に感じ悪い態度、まどろっこしい言い回しにかまってちゃんムーブ(動き)ムキー
悪という悪をてんこ盛りにしてギャル曽根さんかお相撲さんしか食べきれない程の最悪デカ盛りプレートを毎日浴びせられている。ゲッソリ
やっと終わったのに、やっと自分の時間やテニスが出来る時間が出来たのに、なんでこうなるの?

 

王様(父)が病気してから、血の繋がりを使った暴挙が酷い。
とにかく、酷い気がしてならない。
家族だから、娘だからだとなんでも笑顔で聞いてくれると思うなよムキー
ましてや、立場や状況が不利になると「自分は病気したから」「歳だから」と言う隠れみのに隠れ、勝手に話を終わらすしまつ。
最悪なワードを浴びせたおされたこっちの気持ちはお構いなしの乱舞乱舞。バレエ
それも、ステージを勝手に降りる始末。ランニング
まだ、「こっちのターンが残っているでしょうがぁムキー」と言いたくなるくらいハサミで糸をスパッと切るように終わる。真顔

 

やりきれない時は寝る前に伊藤比呂美さんの「女の一生」を読むか、藤井風様に癒して貰いながら寝る。ヘッドフォン
 

私はガッツリ呪いに掛かっているのだろう。おばけ
悲しいかな...。
言われると思わず「なんとかしょう!」と考えてしまう...。
出来ないのに、「出来る」って言って。
周りの大人達は私の事を「ええ娘がおって良かったのぉ~」や「よう、仕事するのぉ」と母に言い。
母も私の事を言われて嬉しそうでいる事は私も嬉しく思うと同時になんだか何もなさにふと悲しく思う事がある。悲しい

 

頑張って一瞬の褒め言葉の余韻に浸り、その場をしのぐが....
やってて何が残るんだろうとふと思う。真顔
いなくなった第一王子(兄)の分も、とか家族を手伝うのが当たり前とか思って一生懸命やって出来ない事も平気なふりしてやって愚痴もケンカもとにかく穏便に終われるように取り繕って、王様が恥かかないように他人にフォロー入れて、物分かりのいい、余計な事を言わない娘をやって、強く喋らず、のんびり喋って、王様の意見には分からないと答え、その場をしのぐ。
いつも、ギロチンで首をはねられないか気にしながら生きている赤の女王の部下達の様に働く...

じゃあ、世の中に生きてて働いて生活して友達がいて恋して敗れて恋して結婚して家族になって生きている人達はどうやってこの呪いから脱出出来たのだろうか?凝視

 

普通に勉強して大学行って就職して生きていけば出来た技なのか....?。
でも、それだと今みたいな生活は出来ていないし....。

 

友達なし、恋人なし、相談相手なし、行き当てなし

何一つない感じが自由でフリーダムな時間や空間を作って動きやすさを出しているはずなのに....
動けない...どうしてか動けない。

呪いか?コレが呪いなのか?おばけ

 

呪術廻戦0で五条先生も、「これは持論だけどね 愛ほど歪んだ呪いはないよ」て言っていたな。
同時に「『死んで勝つ』と『死んでも勝つ』は全然違うよ」とも言っていたな....真顔

 

「死んでも勝つ」

そのぐらいの覚悟で挑んでいくしかないのか?
呪いを解く為の王への反乱...いや、革命か?

 

臨戦態勢もとい技術、生きていく為の知恵や戦術を考えて行かなくてはいけない。
王様が死ぬまでに革命を起こすか....はたまた、崩御(ほうぎょ)したのちに革命を起こすか....

 

とにかく、自分で自分の居場所を探し、動ける何か、手立てを探していくしかない...。


出来ればまず、呪術高等専門学校に通って同級生と青春をしながら呪術の勉強をして強くなって、「大丈夫、私 最強だからスター」なーんてかっこよく呪いを解きたいですね照れ

 

 

 

そんな上手くは行かないか...行かないよなぁ....。真顔
いつになったら、自分が自分の為に動ける日が来るのか....。
その時はもはや世の中的には「おばちゃん」という枠になっているのではないか!?

1人寂しく、相も変わらずシクシクとベッドという充電器に寝転がり、大好きなアザラシのゴマちゃんを抱いて眠る日々を繰り返すのか...。

ドラマの9ボーダーで「1人でいる為に人を頼れ」って言ってたけど....
どこに行けば良いものか...
さまよいつづける日々は終わりそうにない...。
恐ろしい呪いじゃ....。
ドクロ