やっと暖かい日々が増えて来つつある中、今日はあいにくの土砂降り...。
連日の花粉症との戦いで鼻がかゆい、くしゃみは止まらんしで主に鼻がやられております...。(喉はまだ大丈夫!!どうにか頑張りたい!)

 

そんな日々の中、録りだめしてたドラマを観ないと4月の新番組の容量が出来ない!!
っと言う事で、ドラマ「春になったら」いっき観スペシャルを開催!
ドラマのいっき観っていいですよね!NOストレスな感じで!
 

芸人であり、アーティスト、「木梨憲武さん」女優の「奈緒さん」
お2人が主演の「春になったら」を拝見。

 

がんになり余命宣告をされた父:木梨憲武さん
売れない子持ち芸人と結婚したい娘:奈緒さん

この2人の物語。
 

私は主に2人の家の食卓テーブルで会話をするシーンがとても印象的でした。
ご飯を食べながら2人が会話するシーン、お茶を飲みながら会話するシーンは観ていて自然と温かい涙が出てきました。
その1つ1つが日常で日々の生活のシーンを映し出しているように見えました。
その中での突然の余命宣告、突然の結婚報告が重なり合う所から物語は始まります。

 

観ていて感じたのが、昔のお話。
私の父が大腸がんと診断された時の事です。
コロナウィルス感染拡大の中での診断でした。
それまでも不自然な事や部分はたくさんありました。
なので、一応検査をしょうとの事で検査をしてみたら普通のボールペン1本も通らないくらい大腸にがんが進行していました。
 

その日、父は入院しました。
留守番していた私は、母だけ帰ってきたので「少し、やばいかも...」と思いましたが気にしない様に心配しすぎない様に不安な表情をとにかく出さない様に気をつけましたが、不安は的中...

 

人生であんなにも不味いコンビニカツ丼を食べたのは初めてでした。
まさに、日々父と当たり前の様に食卓を囲んで、ケンカ越しの会話をしながら冗談を交わしていた日々が蝋燭の火が消えるようにパッと無くなった気がして、どうしたらいいのか分からない状況が3秒ありました。
なぜ3秒かというと、がんの診断を聞いた母がそれ以上に追い詰められていたからです。
1人で病院から自宅に帰る道中の気持ちの中を考えるとしんどかったと思います。
やっとの思いで家に着いて、口から診断結果を話すと同時に崩れ落ちるかのように泣きそうになったからです。

そんな母を見たのは初めてで、3秒で「守らねば」と決意がみなぎりました。

なので、動揺3秒からの「決意」の切り替わりでした。

 

その後、入院→無事手術は成功しました!
退院してスマートになった父に久しぶりに会って病院の前でハグした時は「こんなに細くなって...」と父の久々の体温に胸がグッと来たのを覚えています。

 

そこから現在でまる3年。
今の所何もないが、父本人は日々、様々な気持ちの挑戦者と戦っているようです。

 

そんな日々の中、始まったドラマ。
どうしても、自分と重ねて観てしまいました。
いなくなってしまう父への心配と心細さが自分とリンクして毎回涙が出てきてしまいます。
父を思う私だけど、中々伝わらなくってすれ違ってしまう日々。
父も同じだと思います。
伝えきれないもどかしさが上手にドラマの中で表現されてて、とても感動しました。

 

ドラマを観ながら、子供の頃、保育園の送り迎えをほとんど父がしてくれた事を思い出したり、車の中で色んな話をした事や川沿いを散歩した事など懐かしい思い出が頭の中に蘇って、とても懐かしい気持ちになったのと同時に一緒にいたこの人がいつかいなくなるんだなぁ~と実感しました。
そう思うと今一緒に何気なくいる日々を噛みしめなくてはいけないのだと少し反省しました。
 

今、当たり前に食卓を囲って話する日々は日常であって、日常じゃなくなるんだと思

いました。

だから私自身もやりたい事をやりたいし、人生を興味がある事に頭を突っ込んで生きて行きたいと思いました。
20代終盤になり、自分自身の人生の形がぼんやりかたどって行けているような気がしています。
気になる事に向かって真っ直ぐに進んでいきたいです!!

だから、作中にもあった「生きてる内にやりたい事リスト」を書いて自分自身を客観的に分析するのも面白いかも。

人生100年時代と言われて100歳まで生きれる自信は無いけどその近くの歳になるまでやりたい事リストを考えて遂行して行ければと思う。長い目でみてね!

 

長々と失礼。mon2