さんざん映画の宣伝とかで8作目と言ってたのに
過去7作、ちゃんと見たか覚えてないどころか
当然、全部見たと思い込んでた…
帰ってきた~を見てから
過去作を振り返ろうとしたら、内容を度忘れしてただけなのか
見た記憶のない作品や、これは完全に初見だ…という作品もあった^^;
映画だからスケール大きくしとこっ的な感じだったり
ここまで薫って壊れてたっけ?的だったりしてましたね…
でも、今回の「帰ってきた~」は薫の扱い方以外は
ドラマ時代(というか近藤課長時代?)の世界観でなつかしさ満点。
新しいあぶ刑事だの、若いスタッフが~だの言ってて心配だったけど
ちゃんとオリジナルリスペクトな感じがしてよかった。
あぶ刑事を知らない若い人が楽しめる内容なのかは分からないけど(苦笑
年齢的にはイケオジどころか、おじいちゃんのお二人だけど
ちゃんとカッコいいのがすごい。
たまに、「あ、老人の手…」とか寂しく思っちゃう所もあったけど
恭兵さんの言うように同世代の方は「まだまだ頑張れるぞ」って思わせてもらえるかも?
★薫
それにしても薫のぶっ壊れキャラはいつからなんだろう。
コスプレがだんだんエスカレートしていってたけど、
いつの間にか、ただの変な人キャラになってた…
浅野さん含め周囲もそれを楽しんでる(た)っぽいし、
今作だと逆に普通?のストーリーにはめこみようもないんだろうけど
38年の歴史で進化(変化)していったキャラとはいえ
もう少し、薫も原点に近い感じに出せないのかなぁ…
あぶ刑事ファンのために作られたような映画だから
基本的にファンが喜ぶポイントを押さえてるんだろうけど
ファンの多くはぶっ壊れ薫が好きなんだろうか?
★トオル
私が見た順番としては「帰ってきた~」のあとに「まだまだ~」だったわけだけど
「まだまだ~」でトオル君は結構しっかり成長してたのに
今作のトオルのキャラはドラマ時代の感じに戻ってた?
というか、「まだまだ~」の世界観はなかったことにされてる?
トオルにフォーカスすると、まだまだ~のトオルが一番カッコいい気はする。
でも、それは「さらば~」には踏襲されてない感じ。
その「さらば~」の続編である「帰ってきた~」にも当然、「まだまだ~」トオルは受け継がれない。
ま、そこに不満はないけども。
あと、製作発表記者会見で捜査課長に出世しましたね、ネタを振られてたから
すっかり今作で昇進したと思い込んでたけど、とっくに課長には昇進してて、そこから出世できず
万年課長どまりで定年間近だったのね。。
★瞳ちゃん
瞳ちゃんも「まだまだ~」では、ちょっと薫化してたんですね。キャラというか外見的に。
きっと、「まだまだ~」は同窓会的にお祭りのノリだったんだろうな。世界観がドラマ時代とは別物っぽい。
そして過去作では、瞳ちゃんはトオルにきゅんしてるような描写もあったんですね。
瞳ちゃんはひっそり大下派だと中の人は自任してるようだったのに。
★深町課長(本部長)
原点回帰すると近藤課長リスペクトになるから、深町さん回顧にはならないのは仕方ないけど
一応、過去作では深町さんも鷹山&大下の理解者ポジにはなってたのに、なかったことにされてる?
中条さん亡きあと、近藤課長の後継ポジを演じるのは負担も大きかっただろうに稔侍さん不憫^^;
~ここからは一応ネタバレ含む~
■次回作
今作の「帰ってきた~」はギリ、トオルのおかげで(1日)刑事できたけど
次作が仮にあるとすると、いつもなんだかんだで武器やら車を提供してくれてたトオルも
定年退職してるだろうから、いくら「あぶ刑事だから何でもあり」とはいえ
お決まりパターンが崩壊してしまうので、こじつけが大変そうだなと思った。
今作は既にストーリー的には薫の存在もなくても成立する状態だったし。
というか、「あぶ刑事」だから昔からのファンからしたら薫が出ないのはあり得ないんだけど、
あぶ刑事を知らない人から見たら、薫の存在自体、意味不明かも…。無理やり作ったお笑い要員?とかにしか
見えないんじゃ…。
(仲村)トオル君の言うように、「あぶ探」でスピンオフ的なものが作られて
またタカ&ユージが見られるかどうか、といったところなのかな。
特に続編を期待してたわけじゃないけど、80代になった(なっても)カッコいい二人
というのも見てみたいなとは思った。
(以前、舘さんが老眼鏡のCMやってるのを見てショックを受けたのは内緒)
まとめ
タカ&ユージ、いつまでもカッコいい!