ケーキの味がわからない

↑紫鬼

※2017年2月に奇跡的な出来事が起きました。自分の心の中だけに秘めておこうと思ったのですが無理でしたw

生温かく読んでもらえたらうれしいです。

～～～～～～～～～～～～～～～～

先日病院に行った帰りにケーキ屋さんに寄った。
前から気になっていた店でいつか行こうと思っていた。その店は苺タルトが有名らしい。
店内に入いるとお客さんは誰もいなかった。右側が喫茶スペースになっている。

友人と自分用にケーキを買って持ち帰ろうと思っていたが、ちょっと疲れたんで少し休んで帰ることにした。

店に来る前は苺タルトを買うつもりだったが、気が変わって店内で食べる用にクラシックショコラ、チーズケーキ、持ち帰り用にブルーベリーヨーグルト、モンブランを注文した。

クラシックショコラとチーズケーキ&☕

消費期限は当日の2/2

椅子に座ってケーキを食べ始めた時、店の前に車が止まり、中から見覚えのある男性が降りてきた。

「ん！？あれは…」

ガラス越しに目が合い軽く会釈をした。

彼は（仮にKさんとする）店内に入ってきて店の人に挨拶と店内での撮影が可能か聞いていた。
そしてKさんが僕の方に近付いて来た…

Kさん「あれ？君は…モ⚫ノフさん？Rちゃん推し？」

泥「(。>д<)はひ…」
（服装にモ⚫ノフ要素なし。財布は紫）

Kさん「Ust見て来たの？」

泥「ん？いえ、去年こっちに引っ越してこの店に来たいと思ってて…
(((( ;ﾟωﾟ))))ｷｮｳﾊﾅﾆｦ?」

Kさん「じゃー偶然？凄いなー！今Ustやってるんだけど映って大丈夫？インタビューいい？Rちゃんいるよ！」

泥「∑(°口°๑)ｴｯ!!…………でも…今日は病院に検査しに行くって事で休みもらってるんで顔出るのはちょっと…」

Kさん「えー！本当にダメ？じゃー、一緒に写真撮る？Twitterにアップするけどwww」

泥「( ´;ﾟ;ё;ﾟ;)勘弁して下さい」

Kさん「そうかー！残念だなー！」

泥「すいませーん…」

ここで店長さんが出てきてKさんは挨拶の為ショーケースの方に戻って行った。

僕は震えていた。

（と言うことはあの車の中にいるってことだよな？マジか…）

_(ﾟ;ё;ﾟ;` ｣ ∠)_ﾋｰﾋｰﾌｰ!ﾋｰﾋｰﾌｰ!

しばらくすると車から見たことある女性が降りてきた。
外からガラス越しに店内の様子をうかがう彼女…

ｷｮﾛヽ(ﾟ∀ﾟヽ三ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉｷｮﾛ

(ﾟ∀ﾟ)ん？

( ✧Д✧ )ｴﾓﾉ ﾊｯｹﾝ!

目が合い、僕がペコリと挨拶すると凄い勢いでガラスに駆け寄って来た！

ε=ε=(۶⊙∀⊙)۶ ﾋｬｯﾊｰ!!
ε=ε=ε=(۶⊙∀⊙)۶ ﾋｬｯﾊｰ!!
ε=ε=ε=ε=(۶⊙∀⊙)۶ ﾋｬｯﾊｰ!!

ガラスに顔をくっつけ満面の笑みでガラスを両手でバンバン叩いてアピールしてきた！

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!٩(๑ﾟ∀ﾟ๑)۶ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!
れ⚫ちゃんだよー！

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!٩(๑ﾟ∀ﾟ๑)۶ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!
れ⚫ちゃんだよー！

泥「(*;ﾟ;艸;ﾟ;)ｵｰﾏｲｺﾞｰ!」

Kさん「おーい！れ⚫ちゃーん！」

店内に入ってきた彼女を呼ぶKさん

Rちゃん「なーにー？」

Kさん「この人一般人装ってるけどモ⚫ノフさん！Rちゃん推しだって！」

Rちゃん「うれしー！本当？本当に本当？」

泥「( ´;ﾟ;ё;ﾟ;)ホントウデス…（我は、紫推しなり）」
後半は我の心の声なり。

そんなこんなで店内での撮影が始まった。ショーケースの所でケーキを選んでいる。
キャッキャッしている。
６人で食べるらしい。

(⊙Д⊙)ガン見…れ⚫鬼かわいい…

そして喫茶コーナーでケーキを食べる準備が始まった。撮影機材をセットしている。僕が座っている隣のテーブルに彼女が座っている。（カニパンさんとテシロギさんも）

ケーキの味なんてわからなかった。
というか、手が震えてケーキがボロボロ落ちて食べられない。
すぐそこでスタッフとワチャワチャしてる。ガン見するのは気が引けてチラ見してた。

_(ﾟ∀ﾟ｣ ∠)_ﾁﾗｯ

_(ﾟ∀ﾟ｣ ∠)_ﾁﾗｯﾁﾗｯ

(#ﾟДﾟ)ﾓｰﾑﾘﾀﾞｰ!!

撮影中そのままいて構わないと言われたが店を出る事にした。あの狭い空間にこれ以上居るのは無理だった。時間にして40分～50分位だろうか？
店を出る時、Rちゃんと改めて話すことが出来た。

泥「すいません、やっぱり出ます…」

Rちゃん「えーっ！なんでー？」

Kさん「全然居て良いですよ！」

泥「いやー、あの、その、この…うーん、やっぱり…」

深呼吸して（ﾋｰﾋｰﾌｰ!ﾋｰﾋｰﾌｰ!）

泥「Rちゃん！(,,ﾟДﾟ) ﾋﾟｰﾁｸﾊﾟｰﾁｸ」
（必死に考えてたことを話す。脳内フル回転）

Rちゃん「ありがとう！」

テシロ「じゃー！せっかくだから握手する？」

泥「えっ？あくしゅ？

あ...く...しゅ？...いや、いいです！

(((( ;ﾟωﾟ))))」

そっと僕に手を差し出すテシロギさん…

Rちゃん「えー！なんでー？」

テシロ「違うかっ！」

（うん、違う。２つの意味で違う。(ｏﾟωﾟ)ｺﾞﾒﾝ!俺カニパン派なんだ…）

泥「じゃっ！帰ります！」

Rちゃん「えー本当に行っちゃうのー？じゃあねーバイバーイ💜」

伝えたいと思ってたことを話せた。何を話したかはここに書かない。

考える時間があったのでわりとちゃんと話せた。突然だったら無理だったろう。頑張った自分をほめてあげたい。僕はこれで満足だ。

Rちゃんと話し終えるとKさんから「そのTシャツ可愛いねw」と言われた。

大鷲透
「とおるをバブルに連れてってTシャツ」
ラメでキラキラ光る。

こっちは「とおるを海に連れてってTシャツ」一部で話題になったw

(；￣Д￣)なんですと！

いろんなことが頭に浮かんだがグッと飲み込んで会計を済ませ店を出た。逃げるように…別に悪いことしてないけど…

ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘ｼｭﾀﾀﾀ

（強引に店を出て気を悪くさせただろうか？れ⚫ちゃん、k⚫kmさんゴメン！でももう無理だよ！死んでしまうよ！）

その日風は強く冷たかったが心は熱かった。
長く応援してればいいことあるんだな…
涙がうっすらと出てきた。

僕の頭の中には泣きながら逃げ出す紫鬼が浮かんだ…明日は節分だ
「逃げる紫鬼…( *´艸`)ｸｸｸあー下らねー」

（俺、根性無しかな？いや頑張った…あれ以上は無理！！）

そしてその日は2/2、れにれにの日
うん、凄い！

明日また生きるぞ！

いつか皆さんにも奇跡が起きることを祈ってます…

この話を信じるか、信じないかはあなた次第…

そしてこのレシートは大事に取っておこう。あーそういや苺タルト食ってないや