私は、3歳頃から中耳炎でした。

中耳腔内に膿が溜まってくると耳が痛くなります。


それで、6歳の時に

両耳の鼓膜切開の手術と

中耳腔内に溜まった膿を外に出すために


両耳の鼓膜に穴を開けて

チューブ(管)を挿入し、

器具で溜まった膿を吸引するという方法で、

頻繁に耳鼻科を受診していました。

(=鼓膜チューブ留置術)


確かに鼓膜を切開したおかげで、

膿の出は、よくなったのですが、


寝る時は

耳垂れが寝具に付かないように

枕をタオルで包み、

その上にティッシュを何枚か重ねて寝ていました。


シャンプーをする時は小さなボール状にした脱脂綿で

耳栓をして洗髪しないといけない。


もちろんプールは絶対に厳禁。


学校は、耳鼻科通院のために

常に遅刻、欠席、早退の繰り返しでした。


耳は痛いし、頭痛はするし、

聞こえは悪いから聞き返す。


何より一番嫌だったのが、

さらさらした耳垂れの時もあれば、

ドロドロとした臭い黄色い耳垂れの膿が

じわじわと湧くように流れ出てくることでした。

乾いて固まって更に聞こえが悪くなることも。


学校行っても、

耳垂れが溜まると聞こえが悪いので、

ティッシュで拭かないといけませんでした。


臭いし、汚いし、で辛かった。


髪の毛が耳周りにあると、髪に耳垂れがつくので、

大変でした。


クラスのみんながいる前で、

授業中にティッシュで耳から出る膿を拭くのは、

拭き辛かったし、自力で止められるものなら、

耳垂れ止めたいと何度思ったことか。


普通はそんなに期間がかからずに

中耳炎が治るそうです。


ところが、私の場合は多くの時間を要しました。


とにかく学校で楽しく授業を受けられる

そんな体調ではなかったので、

正直あまり学校には通っていませんでした。


水泳の授業をずっと見ているのは

つまらなかったです。


喘息や肺炎もあったから、

体育の授業もあまり出られずでした。


保健室で横になっていたり、

ほとんど家で横になっていた記憶があります。


こんな状況をなんとかしたい!!!

元気に学校に行きたい!!


そんな生活を10才くらいまでしていました。