セマセマハウスの暖房はエアコンで行っています。

ウチは吹き抜けもオープンな間取りでもない3階建てですので、各階にエアコンを設置しました。現在20度設定で各階1基づつ稼動させて全館暖房ならぬ24時間全室暖房を行っています。

エアコンは空気を温める暖房機具ですので、壁や床が冷たくはありませんが温かくもありません。お部屋の体感としましては寒くは無いが温かくもないといったところでしょうか。設定温度が低いと言うのもありますが。

温度計を見てみると、同じ設定温度でも人のいる部屋は1・2度設定温度より高くなるようです。また、同じ室温でも外気温が低いときは何となく寒く感じますし、外気温が高いときは少し暑いぐらいですので、環境によって感じ方が変わるようです。

寒く感じる理由としては、次世代省エネ程度の断熱性能で設定温度の低いエアコン暖房ですから、躯体が暖まらずお家自体の冷輻射によるものではないかと考えています。エアコン1台で全館暖房を実現しようとすると、やはり高断熱性能と間取りの工夫が必要なのだと思います。

前回、結露の話題を記事にしましたが、コールドドラフトと結露対策にオイルヒーターを購入してみました。オイルヒーターは全然暖かくならないといった記事を目にしたりしますが、実際使ってみた感想ですが輻射熱でとても暖かいです。こちらは次世代省エネレベルの断熱性でも十分効果があるようです。柔らかい暖かさという表現があっていると思います。

オイルヒーターは電気代がネックですので朝方数時間タイマーにて使用しているのですが、流石に気流が発生するエアコンと違って輻射熱の暖かさは気持ちが良いです。予算の都合で見送ったパネルヒーターによる全館暖房はさぞ心地よいだろうと想像できます。また蓄熱暖房機も環境の面からは全く優しくないと個人的に思っているのですが、快適さはかなり良いのでしょうね。快適さの感じ方は人それぞれですから、最終的には好みの問題だと思います。

肝心の電気代ですが、まだ1ヶ月丸まる使っての金額は出ていません。先月は月の3分の1程度の期間、24時間3台稼動で6000円ぐらいでした。単純に3倍すると恐ろしい金額になってしまいますが、どうなる事かドキドキです。