2010年10月23日、上棟から35日目です。

前日の打ち合わせ時に気密シートを張っていくと言っていましたので、どんな感じに施工されているか夜見に行ってきました。

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3階に上がってみると、全面気密シートが張ってありました。シートの色も薄ピンクなので断熱材の色と被ってしまってわかりにくいですが、壁面に光が反射しているのがわかるでしょうか。使用している気密シートはジェイベックのボーダー27 です。

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ところどころ破れたのか気密テープで補修してありました。他に破れがないかのチェックは暗い中では流石に無理でした。

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床との取り合い部はこんな感じになっていました。通常ですと胴差に先張りした気密シートと壁面に後から張ったシートを連続させて気密をとるのですが、床が剛床の場合は先張りシートの省略が可能です。ただ省略した場合の収め方がこれであってるかは不明ですが・・・要は隙間が出来なければ良いので、石膏ボードと床材で押さえれば大丈夫だと思います。

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火打ち周りや配管の貫通部は気密テープでガチガチに固めてありました。気合を入れて施工してくれたようです。

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サッシ周りもしっかり処理してあるようです。

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クローゼットになる場所の壁内には下地が入れられていました。

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階段が設置される部分は床がありませんので、こんな感じになっていました。チラッと見える2階部分にはまだ気密シートが張られていませんでした。

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前日の打ち合わせ時に新たに指摘しておいた3階の床鳴りする部分ですが、音がするのは単純に留め方が悪いからと思っていました。床鳴りに気づいたときも暗かったのでよく見なかったのですが、この日改めて灯りを向け見てみると薄っすら筋が入っていました。

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近づいてよく見るとどうやら床材が割れているようです。これでは剛床の機能が果たせませんので、1箇所だけですが構造欠陥であることには変わりません。合板を取り替えてもらうよう至急報告しておきます。

監督さんより1回目の気密検査が来月の1日に行われるとの連絡を受けました。ということはあと1週間で一通りの気密処理が終わるはずです。まだコンセントボックスなど全て設置されていませんが間に合うのでしょうか?当日は代休を取って検査に立ち会いたいと思います。