こんにちわ!ちゃむぼーやです
今回は壊れてしまった長男が、勉強ゼロ時間で挑んだ高校受験のお話しです。
中3の秋になっても、全く勉強する気配もなく、深夜までゲーム三昧の長男。
さすがに12月になったら受験勉強してくれるかな…
年が明けたら、してくれるかな…
そんな淡い期待も虚しく、ただ時間だけが過ぎて行きました。
年が明けても志望校さえも決まらない。
高校について話すことも出来ない。
もうムリだ…もう受験は間に合わない…
わが県は、公立を第一志望とすることが一般的ですが、もう間に合わない。普通の受験はムリだ。
志望校を確定する期限が迫っている。長男と話さなければ…。
怒らせないように、穏やかに。
『私立に推薦で行く?』
私の中での最後の切り札。できれば使いたくなかった最終手段。
でもしょうがない。長男をどこかの高校に入れなければ。
推薦資格を満たしている高校を急いで探しました。
長男の場合、2年生の途中までは成績がまずまず良かったおかげで、何校かが推薦資格を満たしていました。それらの高校のパンフレットや紹介動画を長男に見せました。
『ここがいい…』
1校、長男が興味をもった専門コースのある高校がありました。
長男が自ら行きたいという高校があった!
良かった!ホントに良かった!
何よりも初めて高校について意思を示してくれたこと、自ら高校を選んでくれたことが嬉しかったです。
翌日、三者面談で担任の先生に、推薦を受けたい旨を伝えました。
心配して毎日電話をくれていた担任の先生も喜んでくれました。
長男が選んだ高校の推薦試験は面接のみです。
推薦を受けることに決めたおかげで、私は長男に勉強しろ!と言わなくて済むようになりました。なので、長男との言い争いも少なくなり、少し落ち着いたように思えました。
でも推薦となれば、出席日数が重要となるので、なんとか学校に行って欲しくて、毎朝必死に起こしました。
この頃、学校に行けたのは週2日ぐらい。
相変わらず、夜中までゲームをしていたせいです。
推薦試験日は、1月12日。
それまでの期間、1日でも多く、休まずに学校に行ってくれ!!
ただただ、それだけを祈り、毎朝必死に起こし続けた中3の冬の話です