人工内耳装着後、初めての海外旅行だったので
不安もあり、事前準備をして行きました
コクレアに直接聞くのが一番安心と思い、色々と丁寧に教えて頂きました
私自身の備忘録と、どなたかの参考になればいいな
【飛行機搭乗の際の注意点】
空港のチェックゲート
空港でセキュリティチェックのために、金属探知機を通られても
人工内耳システムには影響ありませんが、雑音のする場合があります。
その場合は、サウンドプロセッサの電源を一時的にお切りください。
人工内耳システムには金属製の部品が用いられているため、金属探知機を作動させる可能性がありますので、人工内耳装用者カードを常に携帯されて係りの方にご提示ください。
提示していただければゲートをくぐらないような対応もしていただけるかと思います。
ボディスキャナーにつきましても同様に特に影響はございません。
私は事前に人工内耳装用者カードを見せて、行き帰り共にゲートをくぐらず
ボディチェック(ハンド)の対応でした。
【離着陸時の注意点】
離着陸時はプロセッサーの電源を切る必要があります。
特定の航空会社は、飛行機の離着陸またはシートベルトサインが表示されている際
ラップトップコンピュータなどの電気機器の電源を切るよう要請しています。
サウンドプロセッサはコンピュータであり、そのためこういった状況下では
同様に電源を切る必要があります。
緊急時に安全対策を知らせてもらえるよう、機内の乗務員にあなたが聴覚障害を
持っている旨を事前に伝えておきましょう。
私は家族もいたので、乗務員には障害の事は伝えませんでした。
シートベルトサインが表示されている間、電源を切っていました。
電源を切ると無音になるので、右側に補聴器を付けていました。
【関連の予防措置】
盗難防止および金属探知システム
空港に接地された金属探知システムや、商業用の盗難探知システムは
強力な電磁界を生じます。
こういった機器の間を通過したり、その付近にいる時、歪んだ音が聞こえる場合が
あります。
こういった現象は、サウンドプロセッサの電源を一時的に切ることで避けることが
できます。
また、人工内耳システムには金属製の部品が用いられているため
上記の探知システムを作動させる可能性があります。
そのため装用者の方々は、人工内耳装用者カードを常に携帯しておくようにしてください。
ショッピングモールなどの商業用の盗難探知システムを通る際は
電源は切らずササっと通りましたが特に問題はありませんでした。
【飛行機でビデオを見る方法】
飛行機内では機内モードにしていただきます。
機内モードにすると、携帯との繋がりがなくなってしまうため
音楽は聞こえなくなってしまいます。
飛行機のビデオの試聴につきましては、ミニマイクロホン2プラスの接続ケーブルを
機内のイヤホンジャックに接続してお使いいただく方法がございます。
ミニマイクロホン2プラスの試聴機のご用意がございます。
ご試聴期間は1週間とさせていただいております。
以前から飛行機でビデオを見たくても見られなかったので尋ねてみました。
(正確には見られるけれど声を聞く事ができない)
ミニマイクロホン2プラスの試聴機を貸して頂けるとの事
飛行機で使ってみましたよ
タイ航空は、日本語の翻訳の映画が少ないのが難点
勿論字幕なしでしたが、プロセッサに直接音が来るので聞き取れました
でも途中で寝てしまった~
折角なので、飛行機だけじゃなく会話にも使えるか家で試してみました。
よ~く聞こえましたよ
実際、どういう時にどういうふうに使うのかよく分からなかったので
視聴機をお借りする事が出来て良かったです
【タイにBluetooth Auracastに対応している所はあるか】
そんな遠くない将来、Auracastを使用できる日が来るかと思いますが
現時点ではまだ日本でもタイでも難しい状況となります。
N8は対応機種にはなっておりますが、互換性のあるBluetooth LE Audio 機器との利用が可能になった際、Bluetooth LE Audio の特定の機能を使用するにはサウンドプロセッサのファームウェアを更新する必要(病院PCに繋いで実施)があります。
また使用ができるようになれば、ホームページなどでご案内をさせていただきます。
以前にもブログに書いたのですが気になっていたので聞いてみました
まだ先の事ではあるけれど、そんなに遠くない将来ということなので楽しみです