全国的に大きな被害を出した
宴も中盤を過ぎた頃に
朝食を済ませ小雨が降る中
待ってました\(^o^)/この景色です
爆弾低気圧は北海道も襲い爆風で道路封鎖などが相次ぎました
強風の余波が残る10月3日(土)
私と友人との間で恒例の
雨竜沼で再会登山へ今回は私の友人を新たに二人を誘い出かけて来ました
早急に切り倒して下さり何とか無事にゲートを通過
夜は南暑寒荘の管理人さんと焼肉宴会
管理人さんの隣にはキノコ好きのS水さん
間髪入れぬツッコミが管理人さんもタジタジ……
二人のボケとツッコミで初雨竜のS川さんもすぐ馴染まれてました
さて…写真右に写るS川さん実は海外の山も登り
本州の山で雷に撃たれて生還したと言う強運を持ち合わせる方です(^_^)
しかもS川さんとは先月の黒岳環境ツアーで一緒したのがご縁の繋がりでしたが……
驚く事に既に2年前にも会っていて
互いに連絡が取れてなく
偶然と言うより必然の再会を遂げてる仲である事が判明
ご縁って離れても、やはり人生で何かの役目が有るのかこうして逢えるものなのですね(^_^)
今後も山などで良い関係が続く様に思えるのです
S水さん特性のチゲ鍋
管理人さんから振舞われた極上の生酒と
話も弾み楽しい夜です
私達も多いに笑い夜は更けて行きます
ここで一つd( ̄  ̄)
管理人さんならではの悩みが有る様です
ま~気さくな管理人さんです
登山をする人々が無事に下山する迄心配する訳ですが
管理人さんの毎朝の起床は朝5時前から
それは朝早くから登山でゲートを登って来る人も居て
入山届けを書いて貰う為に早くから備えて起きてくれてます
なので出来れば下山は日暮れ前に済ませて貰えないと
心配で仕方ないと言う事と
時には陽が暮れ夜の8時に降りて来たと言う人も
毎年後を絶たないそうです
管理人さんはここで生活をされてます
夕食を摂るのも
お風呂に入るのも…… そして寝るのも
週の5日間はこの山荘で暮らしてる訳です
下山が遅くなれば
風呂には入れない……食事を作るにも
下山者がいつ降りて来るか分からないので
おちおちしてられないそうです
心無い登山者によって1日の就労時間が長引く事が有る訳ですね
そして登山者さんと仲良くなり
社交辞令でつい今度飲もうな(^_^)の一言が
誘われた…と女性にネットに書き込みされて
困った時も有ったとか……
私もそうですが
管理人さんとは仲間を通して良いお付き合いを
させてもらってます
色恋どうとか男女関係がどうとか言うことは有りません逆に林道の状況や山の情報を教えてもらったり
助けて頂いてる事の方が殆どです
確かにお酒は好きな方では有りますよ
時折、登山者を叱り付ける事もあるそうです
でも、皆さんに今後も無事の登山を続けて欲しいから
常識的な事を言って聞かせてるだけ
あまり虐めないで下さいね
年々会うたびにヒヨコの様な頭の産毛が減ってるように感じます;^_^A
再会に喜び過ぎて少し体調の悪い管理人さんに
挨拶を済ませた翌朝
陽射しは明るく眩しいのですが
時折、叩く様な霙雨も降る冷たい朝
熱い珈琲を飲もうとお湯を沸かしてる最中
S川さんが興奮気味に部屋に戻ってきます
虹直ぐそこに虹が出てるー
虹で異常なまでに興奮するS川さんの様子が気になり
山荘の扉を出ると……
奇跡の橋を見る事が出来ました
山荘から50m先の場所から虹の始まりが射し込み
僅かな時間で消えてしまいましたが
本当の幻の橋をこの目で見る事が出来ました
やはりS川さんイイものを持ち合わせてます
おかげで私も奇跡の光景に遭遇させてもらえました
子供の頃、虹の始まりが見たくて
何度も自転車を漕いで走るも消えてしまう
(あたり前なのですが子供の時はあの綺麗で不思議な虹の架け橋のたもとに辿りつけると信じた時があったんです)
子供の頃の儚かった想い出がこの瞬間に蘇り
奇跡はいつ起こるかわからないけど
子供の頃の夢が叶うとは信じられない奇跡の瞬間
S川さんを、お誘いした事も強い必然性を感じました
朝食を済ませ小雨が降る中
友人達と青い空に広がる草紅葉と青い沼を求めて
いざ登山開始です
初めて訪れる雨竜沼に思いが馳せるのでしょうか
どんどん進んで行きます
キノコ好きのS水さんはキノコ観察をしながら登るので時間が掛かるからと一足さきに登山開始
キノコ好きのS水さんはキノコ観察をしながら登るので時間が掛かるからと一足さきに登山開始
私達は湿原で青空を望みたいので
登山道には小枝も多く残り歩くには少し塩梅悪い状況になっています
昨夜まで降り続く雨に流されてしまったのでしょうか
昨夜まで降り続く雨に流されてしまったのでしょうか
このネズミの亡骸も虫に食われ骨や爪等はバクテリアに分解され地に還り木や植物の大切なミネラルと変わります
「仰向けじゃ可愛いそう……うつ伏せに直してあげるね~」と死んだネズミを転がしてます
男性にしては変わった優しさを持ち合わせる方の様です……
登山を通して初めて知る友人の性格など
山や自然って色々な事が深みを増す場所ですね
登山道には秋を知らせるキノコが
ヒョコヒョコと可愛らしい姿を見せてくれます
面白いキノコに雨の中…深まりを見せる山の情景にテンションが上がって行きます……
登山道には昨夜に降ったのでしょうか
雪が残っています
流石に寒い訳です……
に流れるペンケペタンの川のほとりで少し休憩
ここまで来れば湿原は目前です
(アイヌ語 ペンケペタン:川上にある鹿の泥遊び)
湿原手前では再び虹が姿を見せてくれます
湿原手前は風が強く小雨も降るので
体感温度は低く
湿原の展望デッキに行くか……風を避けて
青空が広がるのを待つか…少し考えます
雲は薄く広がり白い雲の向こうに僅かな小さい丸い太陽の白い姿が見えるので取り敢えず進みデッキにて
休憩
先に登山開始したS水さんとはここで遭遇
デッキを後に一人進んで行きました
残った私達の今日の狙いは草紅葉に金色に染める景色に青く浮かび上がる青空が映える池塘です
寒い中でしたがココでしたが青空待ちで
湯を沸かして珈琲タイムです
手も凍てつく寒さの中
落とした熱くて濃い珈琲は贅沢な極み
S木さん美味しい珈琲をご馳走様です(^_^)
そうこうしてますと…………頭に背中に身体中をポカポカとさせる陽が差し込み青空が広がります
太陽の光がこんなに有り難い
寒くてジッとしてられなかった状態から一変
小春日和に草紅葉が雫を浴びて一層キラキラ輝き始めます
湿原散策を開始します
糞が所々に残り
この山の豊かな自然を物語るシーンです
目視出来る大きな池塘はデッキから歩いて10分ほどの大池が最後
今年は大きな低気圧の波が沢山北海道に押し寄せ
山々はアッと言う間に冬の仕様に様変わりです
美しい景色に包まれる中
一つ残念だったのが……
湿原のペンケペタンの川を越えたそばの池塘が一つ
枯れていました……
今季は湿原や山々の雪解けも早かったと聞きます
今まで見ていた景色話も永遠に続くとは限らないのかもしれません
次に降り積もる雪で再び来年姿を見せて欲しいと願うばかりです
この湿原はペンケペタンの川を越えてから
間近では目視出来る湿原はそんなに多くない事と
今回は数年前に怪我をされて本調子ではない
S木さんの体の理由で
無理をせずココで折り返しにて下山になります
先に南暑まで行ったS川さんは満足出来る景色に
出会えたかな…………
下山中はキノコ好きのS水さんも加わり
3人でキノコ観察下山です
実だけが残り可哀想な姿に…