大雪山の紅葉を求めて黒岳で一泊した夜  


星空を見たくて何度か
テントから空を見るも生憎の天気……
風は強く夜空は真っ暗でした……、


明て17日木曜の朝
辺りはガスで夜が明けても薄曇りで暗い……

気温も低くテントの中は
三人の熱気で結露

歯磨きとトイレを済ませ
珈琲を飲んでいると友人のキャッキャッと言う 黄色イ声が聞こえ
テントを出ると凌雲岳の裾を陽が明るく染め
神々しいく照らし始め

私は慌てて
黒岳へ向かい少し高い場所から撮影
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山肌を朱色や黄金色に染め
陽の光で輝き山にも自分にも命が満ちて行きます


私の足元~は小さな山の妖精
ナキウサギが彼方此方で鳴き 
この場から30分ほど動けなくなりました








(//∇//)は~~~朝焼けでウットリして戻ると
『もう皆、朝ごはん食べてるよぉ』と…ガイドさんに
声をかけられました
σ(^_^;)出発の出鼻をどうやら私が挫く形に…………





朝は昨夜のチゲ鍋の残りと肉を足して
オジヤ*(^o^)/*
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でもねガイドさん、これどう見ても三人分以上の量だょ……日頃から朝食を摂らない私も友人も
二杯ずつ食べても未だ未だ数人分の量が


黒岳石室で食糧が底をついて来て
風邪をひいてる石室管理人さんにご馳走をし

美味しい美味しい山ご飯を食べたら
私達はお鉢平を目指して出発です

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雲の平周辺の紅葉
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赤石川で分断される向こうの山々も紅葉のたすきで 見事な色合いで染まります



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地面を彩るのは⇧チングルマやウラシマツツジの赤


太陽光が当たるとその色は更に真紅に染まり
一瞬一瞬で変わる山の姿はこの世のものとは思えない程の美しさに私達は時折、足止めを喰らいながら
ため息まじりの撮影に夢中になりました





大雪山のど真ん中   お鉢平
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このお鉢平は現在の北海道最高峰の旭岳を
遥かに超える程の大きな山があったそうですが
太古の大噴火ですっ飛び
現在はエグれた形で残るのがお鉢平
お鉢平の底からは熊もアッと言う間に死ぬと言う
亜硫酸ガスが立ち込めるので 
立ち入り禁止区域です



お鉢平の景色で癒された後は……
旭岳と北鎮岳の分岐まで急登になります……
えっちらオッチラと一歩一歩を登りますが
やはりこの日も暑くてお鉢平で半袖になる私
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ですが高度を上げて行くと
それはそれは冷たい風が腕、耳、を曝し
分岐で一旦、ダウンを着込んで再び撮影途中休憩を挟みます






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(北鎮分岐から望む景色)







北鎮岳山頂からの景色はどちらかと言うと
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今までと違い寂しい感じの地肌が剥き出しの山々が多く見え……大雪山としても少し珍しい景色に変わります……これは
太古に噴火した影響からのくる景色なのか
どうなのかは分かりませんが…… 
道内の山々が見渡せる程の晴天と済んだ空気でした



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北鎮岳で軽くエネルギー補給後に
比布岳方面へと一旦下がりコルから見る景色は
私にとって初めて見る景色でした
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画面左に見えるギザギザ後に山初めて鋸岳と言うそうで、鋸岳鋸下を巻く様に歩いてきましたが
足下にはチングルマの紅く染まった葉っぱが沢山です

お花の時期には風に揺れるチングルマの白い可愛い花が咲き乱れる場所の様です

初めて見る景色も春先の景色を想像すると
未だ未だ今とは全く違う表情になる、この山
大雪山の懐の深さに感服しながら

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間宮岳の方面を見ながらゼリーの形の様な
比布岳を上り詰めます





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比布岳から望む先の景色は安足間岳



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安足間岳に進む前に
私が憧れてた痩せ尾根望む愛別岳へピストン登山が控えます
愛別岳手前に重い荷物をデポし
覗き込むと……



滑り台ですか~と言わぬばかりの急なジャリジャリ道
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恐怖を覚えた私は初めてココでザックから
ストックを取り出しました
憧れてた場所でした……話にも聞いては居ました……
山師匠からは人で行くなと言われてました……




おっかなーーーいヽ( ̄д ̄;)ノアタフタ







その急な坂をニコニコしながら
ガイドの濱田さんが
雪渓を滑り降りる様にザザザーッと歩を進めます


最初はへっぴり腰だった自分も
コリハ……☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
楽しい

濱田さん続いて ガンガン滑り降ります

要領的には雪渓を立ち歩きしながら滑る感じと同じで
見た目程の痩せ尾根ではない事に安堵


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↑チョットしたスリルと楽しさで笑ッチョります






ジャリジャリを下り終え 安心する友人
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ガイドさんに甘えちょります


さっ愛別岳まではもう少し
白雲岳の三倍違い登りを終えれば
まだ見ぬ世界が待つ事にワクワク……



























愛別岳登頂へ続く……