几帳面な庭に乙女が立つ時
刻む心音は不規則で、その不規則は規則正しく

息を吐くたび
几帳面にチューリップが咲く

赤白黄
苦しみ不安喜び

空の青に惹かれては、自らの血液の赤を憎む

手首の脈に触れれば、規則正しく指に伝えてくる
自分の体が時を刻んでいる事を

それを100万回繰り返し
遠いときにその庭を訪ねるとき

残るは君の残像だけがただそこに

乙女の時は、早く進む