こんにちは☆
フルタイムで病院理学療法士をしながらライター業もしている、
3児の母、ながのさとみです。
皆さん、季節の変わり目、いかがお過ごしですか?
前回の記事では、「ひと手間で「ちゃんとしたご飯」になる裏ワザ」として
和食の基本調味料である「さ・し・す・せ・そ」について
「さ:とう」と「し:しお」
について、選び方をお伝えしました。
(前回の記事はコチラ☆☆☆)
さて、今回は残りの「す・せ・そ」についてです。
まずは「す:お酢」から。
この辺りになると、ちゃんと作られているものを選ぼうと思っても、そもそも何から作られているのかあまりわからないかもしれません。
「お酢の原料、すべて答えよ」
なんてクイズがあったとしたら、あなたはなんて答えますか?
答えは…「お米」。
お米のみです🍚
(ここでいう「お酢」とは、いわゆる日本の昔ながらの「純米酢」を指しています。
リンゴ酢などの「果実酢」や、麦などを発酵させた「穀物酢」などの原料はこれに限りません)
最近は、酸味料や色素、糖類などを加えて口当たりや見た目を良くしたり、安価にしているものも多いですが、いわゆる「お酢の効能」を(味もですが)求めるのであれば、原材料に「米」とだけ書いてあるものがベターだと思います。
整腸作用や疲労回復作用で元気になれますよ。
(美肌も期待できます♥)
お次は「せ:お醬油(せうゆ)」です
お酢と同様に、お醬油の原料を考えてみましょう。
答えは「大豆・小麦・食塩」です。
こちらも、この3つのみで作られているものを選ぶと良いですね。
(国産原料であれば更にGoodです)
スーパーにはたくさんのお醬油が売られていますが、
原料に注目してみると、この3つだけで作られているものがいかに少ないか、
おそらく驚かれると思います。
私は、子どもたちが小学生になった頃から、お醬油を買うときには
スーパーのお醬油売り場に子どもたちを連れて行って
「お醬油の原料覚えてる~?」
「じゃあ、その3つだけで作られているやつ見つけて~」
って感じで、子どもたちに原材料の表示を見てもらって、一緒に探していましたよ♪
次に出てくる、「お味噌」を選ぶ時も同じです
(1年に1回くらいですが子どもたちにもスタバ買います😊
では、「そ:お味噌」に参りましょう♪
お味噌の原料は「大豆・米・食塩」です。
(麦みそは、米の代わりに麦が使われています←大豆の代わりに、じゃないところがポイント)
この3つのみで作られているお味噌、そして、麹菌が生きているお味噌は、蓋に小さな穴が開けられています。
これは、菌がきちんと呼吸しているということでもあり、こういうお味噌を使うということは、最近話題の「菌活」にもなります。
こういう「菌が生きているお味噌」は、スーパーの売り場内でも本当に少数派で、しかも他のお味噌と比べてお値段が少し高かったりします。
でも、調味料って、ひとつ購入すると1か月~半年くらいはもちますので、1日当たりor1食当たりで換算すると数円~数十円しか変わらなかったりします。
昔ながらの製造方法を守ってくれている生産者さんを応援することにもなりますね
では、調味料の選び方・まとめです。
お砂糖:
精製されていないもの。てんさい糖がおススメ!
お塩:
これも精製されていないもの。お肉には岩塩
お酢:
「米」だけから作られている純米酢がベター。
お醬油:
「大豆・小麦・食塩」から作られているものを。国内産原料であればベスト!
お味噌:
「大豆・米・食塩」から作られているものを。国内産原料であればベスト!
更に、菌が生きている(蓋に穴が開けられている)ものが良い
毎日のご飯、子どもたちの身体が喜ぶものを作りたい。
食育、考えすぎると疲れちゃうので、
まずは基本の調味料から変えていけたら良いですね☆