トリケラトプス、ブラキオサウルス、ステゴサウルス。もうすぐ3歳になる息子は毎日恐竜遊びをしています。
小さなフィギアを戦わせて、「食べられてしまった。」「今日のところは、逃げ延びることができた。」など一人で解説しながら遊んでいます。
恐竜に興味を持った時、一緒に図鑑を見ながら名前だけでなく、肉食なのか武器は何かどのくらいの大きさなのか調べていました。子供は楽しい事はあっという間に覚えてしまいますよね。
幼い頃の言い間違いは、かわいいものです。息子もトリケラトプスが言えなくてトケプラプスと、新種を作っていましたが、そのたびにトリケラトプスね!と訂正していました。
聞こえた音を正しく理解して正確に発音する事は幼児期の言語の発達に大切なことなので、意識して訂正してあげると良いと思います。
【聞く力】
聞く力とは、人の話を聞いて正しく理解できる力のことです。
相手の言うことが理解できれば、気持ちを察する事の出来る優しさも育ちます。
先生の話がしっかり聞けると、授業内容も理解できます。
「聞く力」があれば「話す力」も養われます。
言い換えると、「聞く力」が弱いと情報が整理することができなくて「話す力」も貧弱になってしまいます。
なので、幼児期に「聞く力」を是非鍛えたいものです!
【どのように?】
難しいことではありません。
会話を増やすこです。ただ、少し努力してみましょう。
「ご飯!片づけて!」コレ、少し前の私のセリフです(笑)
「はい!夕食の時間です。おもちゃやを片づけて、席についてください。」
どうでしょうか?少し面倒かもしれません。
でも、意識しなけれれば、『夕食』『席につく』という言葉に触れる機会は、なかなかないかもしれません。
日常で使っていくうちに最初は分からない言葉でも、聞いて理解していきます。
その繰り返しが大きな差になります。
そして、そのためには、私たち大人が正しい言葉を使うようにしたいものです。
3歳前後にやってくる、あれ何?コレ何?どうして?なんで?の質問の嵐。
最初は、我が子の成長を感じ嬉しく思っていたものの、終わりの見えない会話に疲れてしまう事もあるかもしれません。
次回は、そんな時期に最も効果的な「聞く力」「話す力」の鍛え方をお伝え出来ればと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
知育インストラクター 本間 美奈子