1月13日(木)に開催した支援者ミーティングで6つのテーマから、参加者のみなさんとお話した内容を『おうみはちまん親子応援プロジェクト ぱぴぷぺぽ』に参画する支援者団体のみなさんが、レポートにまとめて下さったものをご紹介しています。

 

今回は、レポート№3 『誰もが孤立せず安心して過ごせるまちをつくるには?』です。

 

テーブルのファシリテータとレポートを作成して下さっていたのは、ひとつぶてんとう園のにしむらしずえさん。

 

 

そもそも「孤立」って…というところからの共有。

色々な立場の人がテーマと真剣に向き合ってくださいました。

「『人と人を繫ぐ課』みたいなのがあるといいな!」とのご意見があったり…

とても興味深いレポートをありがとうございました。


 

 

 


 

★レポート №3★
~誰もが孤立せず安心して過ごせるまちをつくるには?~

  

●助産師

●カフェ運営

●民生員

●居場所主催

●社会福祉協議会

●NPO団体

●介護職

などなどの立場の方

 

【テーマについてどう考えるか】

・孤立は無くせないけど減らす為に何ができるかを考える必要がある

・この様な場所で、『地域で』とか『他世代で』というキーワードが良く出るけど、別に地域や他世代と繋がりたいと思ってない人もいるから、行政に「人と人を繋ぐ課」みたいなのがあるといいな

・行政から情報が出てるとしてもそれが当事者にとどかないのが何故か考えてる

・周りにどんな人が居て誰が孤立してるかわからないと考えてるうちに自分が孤立してるのかもと思う

・好んで孤立していく人と、不可抗力で孤立していく人のバランスは大事

・町内で自分が困っているということが言えない

・地域の繋がりについてもういちど考えなおしたい

【↑テーマについてどう考えるか終わり】

 

【テーマからの対話】

▶︎孤立しそう、孤立になり行政へいっても

・窓口でたらい回し。

・フィンランドの仕組みに「ネウボラ」(行政が切れ目ない包括的支援の仕組みをつくる)というものがあり同じ仕組みを、取り入れて進めていた県があったが、行政担当者がかわり計画が頓挫したことがあるなど、行政担当者がかわるといちからの立て直しの繰り返しになる。 

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と行政とあーだこうだとやってる間に孤立当事者はもっと孤立していく。

 

▶︎「切れ目のない」とか「地域で子育て」とかいうけど、実際は結局なかみがない。言葉になるのに形にならない。

▶︎相談する場所がわからない(その時になると情報が見つからないし探すチカラさえない)

▶︎相談できても支援ではなく『指導』になり、自分が責められている気持ちになり、自分から足が遠のいてしまう。