1月13日(木)に開催した支援者ミーティングのレポート№2です。
テーマは…「必要な人に適切な情報を届けるには何が必要か?」

いろいろな所でよく課題にあがる情報発信。

テーブルのファシリテーターの近江八幡市社会福祉協議会の八木さんから…

「今回は、情報を受け取る側の意見をたくさん聞くことができました。受け取る側も苦労されていること』が分かりました。支援する人は、だいたいみんな『発信する側』の目線なので、受け取る側の気持ちを聞くことが大切で、視点が変わる!」と感想をいただきました。

情報を受け取る側と発信する側が同じテーブルで話せるのが支援者ミーティングの良いところ!課題を深掘りする良い機会になりました。

 

 

 


 

★レポート №2★
~子どもたちと地域の大人とのふれあいはなぜ必要か?~

 

      

〇発信する側の課題

・紙ベース、SNS など、届けたい相手によって変えている。皆が皆スマホやパソコン使えない。どうやって伝えるか?(発信する側にとって永遠のテーマ)

・紙ベースが手元に届くようにしているが、活用されている実感がない。

・SNS もツールが多すぎてどれをチョイスするか?

・仕事をしているので、幼稚園や小学校からのお便りからの情報くらいしか入らない。未就学のときは、限られた情報しか見ない日々。主に広報で情報を集めていた。

・インスタグラム、フェイスブック、ブログなど様々なツールが多すぎて、どれをチョイスするか?

・発信者への信頼が大事。信頼も乗せて情報が届けられたら。

・どうしたら信頼してもらえるか?結局実際に足を運ぶ一歩を後押ししてくれるのは、信頼してくれる人からの口コミ。

〇情報を受け取る側の課題。

・周りの世代はインスタを見る人が多い。インスタはその時その時の情報はわかるが、おおもとの実施団体や開催場所、開催時間などがわからず、かなり探して結局ほしい情報に行きつけずに情報難民になることがある。事業や団体のまとまった情報はホームページがあるとわかりやすい。

・情報を探す能力が必要とされている時代だな・・・

・信頼できる発信者かどうかを「いいね!」の数や、フォローよりフォロワーが多い人など、考えてチョイスしているが、疲れる。

・信頼できる情報かどうか?一度家族と見学に行くなどしている。

・結局、問い合わせの電話をしたり、直接体験に行くなど、自分の目で確かめるしかない。

〇どうすればいいのか?

・公の場のトイレットペーパーに相談先を印刷してはどうか?

・地域の中で顔見知りになること。親子プレイステーションでは、卒業した後もかかわりを求めてきてくれる人がいる。顔見知りになったら、つながり続けることができる。

・行政からの情報が安心できるのであれば、シンボルのような情報タワーがあるといい。

 

[テーブルファシリテーターのまとめ]

・SNSの限界・・・いろいろあるけれど、使っているアプリ(ツール)によって得る情報が変わってくる。アクセスしやすいが、たどり着けないことがある。加えて、その情報が自分にとって信頼できるものなのか・・・?と思うと、結局は電話したり体験利用したりで自分の目で確認するしかない。

・ネットで助かる(信頼されやすい)のは、発信元の情報が系統的に整理されているホームページがあること。

・何よりも、信頼できる人から得た情報(口コミ)が一番安心できるし、参加の一歩につながりやすい。