1月13日(木)に開催した支援者ミーティングのレポートです。
ミーティングのコーディネーターは、成安造形大学 未来社会デザイン共創機構 研究員の田口真太郎助教。
参加者35名が“6つのテーマから自分が話したいと思うテーマのテーブルにつき話します。
ローテーションは3回。
相手の話を聴き、相手をリスペクトする“対話”から、みなさんの想いとともに、現状と仕組み、
こうなったらいいなと思う未来への期待まで、設定された時間内では足りないほど語り合いました。


各テーブルのファシリテーターは、おうみはちまん親子応援プロジェクトぱぴぷぺぽの参画団体のみなさん。レポートに、たくさんの気づきや共感をまとめてくださったのでその一部を共有します。

 


 


 

★レポート №1★
~子どもたちと地域の大人とのふれあいはなぜ必要か?~

 

 


・子ども会、老人会などそれぞれの会が活動しているが垣根を外して交流していく必要性を感じる。理想は全世代が関わる町内みんなが顔見知り。今はまだ繋がっていない、いつも参加する人は同じ人

・他県からの転入者にとって、近江八幡は衝撃だった、畑しかない景色。核家族の子育て世帯は地域の人に助けて欲しいという思いがある

・子ども食堂運営していて「みんなの食堂」が大切、大人も子どももしょうがいのある人にとっても「一人で食べるのは寂しい」食事だけでなく遊びば、蕎麦打ちなど豊富な体験ができる場所

・子育ては家族だけでなく地域の大人と交わること大事
スクールガードやあいさつ運動は顔見知りになる大事な活動、顔見知りでなかったら手を差し伸べたくても不審者として扱われる危惧

・子どもにとって大人は豊富な経験を知れる、大人にとって子どもは癒しや元気をもらえる存在としてお互いによい影響

・褒めて育てたいが、自分の子どもには躾や教育を重視しがちなので地域の人から褒めて欲しい

・家にも学校にも居場所がない子どももいる。そんなケースは地域の人が関わること大切

・地域性、世代によって違いが生じている、学校教育も今と昔では違ってきていて、子どもの性質や体力も変わってきていると感じる

・自治会活動のないところを敢えて選んで住み始めたが、地域の人と繋がる機会を失った。あいさつの出来ない我が子の現実を知り、地域活動の大切さを痛感した

・あいさつ運動している中で、あいさつできる子どもの中には「大人の前ではいい子」が出来てしまう子もいる、あいさつが全てではない側面もある、子どもを断片的にとらえずもっと深く関わることも大事

・おせっかいも大切だが難しい世の中

・地域の人が見守ってくれていると親も安心

・親でも先生でもない、指導ではない大人との関わりは子どもにホッとする逃げ場となり得る

・親子関係だけでは窮屈になることもある

 


こちらのテーブルのファシリテーターは、あづちおっぱい塾さん。

 

 

少しテーマから逸れてしまいましたがみなさんたくさん意見や思いを出してくださいました。
見守り方、関わり方、繋がり方が上手くいけば、子育てが楽しい街になりそう!とのこと。
そのために熱い支援者どうしが繋がることは必須ですね(^^)
とまとめてくださいました。


子どもたちと地域の大人とのふれあいが必要と思いながらも、なぜ必要?と改まって聞かれると説明できないこのテーマ。「みんなと話すことでテーマの奥深さを感じました。」とテーブル参加者の感想です(^^)