高校時代のお友達が紹介していて
買ってみたものの
なかなか読めなかったのが、
自分でもよくわからないけれど
このタイミングで読もうと思い立ち、
ようやく読了。
年明けに買ってたはずなのに←えw
ヘッセといえば言わずと知れた
ノーベル文学賞作家ですね
アーティストの彼女が選んだから?
ヘッセは「車輪の下」とか「幸福論」
くらいしか読んだことなかったけれど、
妙に気になったんだよな。
『知る必要のあることを
すべて自分で味わうのは、よいことだ』
『それは久しい前から知っていたが、
体験したのは今はじめてだった。
今自分はそれを知っている。
記憶で知るだけでなく、自分の目で、
心で、胃で知っている。
自分がそれを知ったのは、しあわせだ!』
ヘッセ自身の宗教的体験の告白
といわれているだけあって、
なかなかに重い。
思想として解脱を書く。
20年もインド思想を研究していたヘッセも、
この作品の後半のために改めて修行?を
したために、さらに3年もかかったんだとか。
そう、実際にはね、薄い本ですよ。
決して長くない。寧ろ、短い。かなり。
でもね、これは読んでよかった
良い本に出会えました。
としPに感謝しなくっちゃね♪
そして私が単に知らなかっただけで
ヘッセの作品中で各国で翻訳されている
件数も最も多い本のひとつで、
売り上げ数としても、ヘッセの作品中の
ベストファイブに入っているそう
シッダールタ改版 [ ヘルマン・ヘッセ ] |