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言い得て妙なり。
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ドイツの哲学者ハイデガーが
退屈には3つあるといっています。
1)田舎の駅で、なかなか来ない
1)田舎の駅で、なかなか来ない
列車を待っているような退屈
2)楽しく誰かと話した(飲んだ)後、
2)楽しく誰かと話した(飲んだ)後、
ふっと本当は退屈していた自分に
気づくような退屈
そして、
3)平凡な日常の中で、
そして、
3)平凡な日常の中で、
突然・途方もなく
目眩を覚えるように直感した退屈
例えば日曜の昼下がり、街を歩いていて、
このままで人生が終わってしまうのかとか、
いつか必ず来る自分がもういない世界を
リアルに感じてしまったのに生きている退屈
1)と2)は誰もが日常生活で
このままで人生が終わってしまうのかとか、
いつか必ず来る自分がもういない世界を
リアルに感じてしまったのに生きている退屈
1)と2)は誰もが日常生活で
よく感じるありふれた退屈でしょう。
3)はこの退屈を知る人と
3)はこの退屈を知る人と
知らないままの人に分かれるそうです。
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「接吻」
フランクリン・グリルパルツァー Franz Grillparzer
手の上なら尊敬のキス。
額の上なら友情のキス。
頬の上なら厚情のキス。
唇の上なら愛情のキス。
閉じた目の上なら憧憬のキス。
掌の上なら懇願のキス。
腕と首なら欲望のキス。
さてそのほかは、みな狂気の沙汰。
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「接吻」
フランクリン・グリルパルツァー Franz Grillparzer
手の上なら尊敬のキス。
額の上なら友情のキス。
頬の上なら厚情のキス。
唇の上なら愛情のキス。
閉じた目の上なら憧憬のキス。
掌の上なら懇願のキス。
腕と首なら欲望のキス。
さてそのほかは、みな狂気の沙汰。