は掛け値なしでモテるんじゃないかと思う。
(唐突でごめんなさいね)
「ぼくは勉強ができない」を読み返した。
それは何度も何度も読んでいる本で、
そろそろ飽きてもいいはずなのに、
やっぱり好きだなぁ~…
そしてこの話をするといつも、
強烈なイチオシ付きで紹介された
「いちご同盟」必ず
思い出すんだよねー不思議。
清々しいとか
心地いいとか
小気味いいとか。
うまく言えないけど、
何か嬉しくなっちゃうんだよね
あ、時田秀美くんって知ってます
山田詠美さんの小説
「ぼくは勉強ができない」
の主人公で、
サッカー好きの17歳高校生。
勉強はできないけど
女子にはよくモテる
実際ね、
すんげーかっこいいんですよ
たぶん、見た目も悪くはないと思う。
まぁ小説だからわかんないけどね
でもね、そりゃ彼はモテそうだな
って思うのは(つまり自分が
好きだってことなんだけども)
大人が振りかざす回りくどい
あるべき理論とか
猛禽類な(一見)無敵女子を
見事に一刀両断するところね
あとがきにもあるよ、
「見抜かれてるって感じだなぁ…」
そしてそんな秀美を育てた
母親と祖父の存在がまた、
いいのよ
まぁ、詳しくは本を読んでみるのが
一番なんだけれども、
こんなのもあるので
ザザッとみたい方はこちらを
軽快で、ポジティブで、真剣で。
最後に
「ぼくは勉強ができるようになりたい」
と至るところは、とても真っ当な
「正しさ」があるような気がする。
や、本当、彼は新しいタイプの
ヒーローだっていうのも頷けますよ。
もう古い本だけど、
子ども達にも読んでもらいたいもん。
目指すかどうかはさておき、
目は通してもらいたい一冊。
ぼくは勉強ができない 新潮文庫 / 山田詠美 ヤマダエイミ 【文庫】 |
ぼくは勉強ができない [ 山田詠美 ] |