私が海外に暮らすという経験から
学んだことは、たくさんあります
子育てに関しても同じだけれど、
日本と全然違う
文化や価値観に
触れることができたこと
日本を外から
見ることができたこと
初めて海外に行ったのは
中学生の時。
市の交換留学のシステムで
オーストラリアの姉妹校に
数週間だけですが
ホームステイに行きました。
当時、英語が好きだと言っても
中学生。たかが知れてます
それでも、
超めちゃくちゃ楽しかった~
知っている英語を駆使して
身振り手振りで、
まぁ、ときには諦めてね
もう細かくは覚えていないけれど、
それなりに
通じ合っていたんだと思う。
最後の夜に
ホストマザーと交わした会話は
今でもはっきりと覚えています。
私はささやかながら
日本を象徴するお土産を
いくつか持って行きました。
相撲グッズ(自分が好きなので)や
書道作品、そして五円玉を
あげたのかな
最後に用意しておいたけれど
まだ渡していないものを
渡そうとしたんです。
(どれだったかは思い出せません)
「あなたがここに来てくれたことが
1番のプレゼントだから、
もう他には何もいらないのよ。
どうもありがとう、ルイコ」
ホストマザーが私の手を握りながら
私の目をじっと見つめて、
そういってくれたんです。
私の当時の英語力は、
おそらくはこれを、文法など含め
正しく理解できるほどではなかった
と思うんだけど、
自信を持って全部わかったんだ。
英語がそれほど話せなくても
直接会ったら
こんなにわかることがあって、
こんなに楽しい世界が
待ってるんだー!
じゃあ、言語を理解できたら
きっともっとずっと楽しい
新しい世界が広がるんだー!!!
中学生だった私は、そう思いました。