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こんにちは。
ママリングスの落合です。ニコ

前回、初めて子どもを怒った時のことをお話ししていましたね。

2012年から、子ども支援の国際NGO Save the Children の「叩かない怒鳴らない子育てポジティブ・ディシプリン」をお伝えしています。

でも、私にも子育ての経験の中で、子どもに叩く、怒鳴る、ということをしてきた時期がありました。

子育ての中で、子どもにイライラしてしまう、怒ってしまう、ということに誰もが悩んでいます。

いつも講座でお話させていただいている自分の体験も踏まえて、

子どもに怒ることとは

どんなことだったのか、ここで振り返っていきたいと思います。クローバー



ヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコ



ふわふわやわらかい赤ちゃん。

幸せをたくさん運んできてくれた赤ちゃん。

いつか、子どもにしつけをする時が来るのかな。
怒る時があるのかな。

子どもが赤ちゃんの頃は、そんなことをたま〜に考えていました。

おっぱいばっかりの日々から、離乳食も進み、近所の子育てサークルや外遊びなどもできるように。

少しづつ子どもも成長し、コミュニケーションの中で、だんだんと考えていることもわかるようになってきた、そんな頃でした。

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2歳になり、トイレトレーニングを始めよう!
と思いました。

前回もお伝えしたように、

トイレトレーニングをする時にはどういう風にやるのか、だいたい頭の中でシミレーションしていました。

私は元々看護師で、大人のトイレトレーニングはしていましたから、やり方自体に不安はありませんでした。

そして、ついに、子どもを怒る、という時が私の子育ての中にやってきたのです。

なぜか私は、子どもがもしも失敗たらその時は

子どもに

「これはいけないことなんだよ。」
ということがわかるように

・大きな声で「こら!」 と言い、

・お尻をペチンと叩こう、本当に叩くのではなく、気づいてもらえるように「パチン」と叩こう、と決めていました。


どうしてそんな風に考えたのか、今となってはよくわかりません。

ただ、自分自身が、大きな声で注意を受けたり怖い顔をされたり、時にはお尻を叩かれる、という経験の中で、

親の本気=教えたい!を伝えるのには、
「怒っているよ」というはっきりした態度を示すことが必要なんだ、と思っていたのだと思います。

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トイレトレーニングを始めたのは、子どもが2歳の初夏からでした。

トイレトレーニング以前から、一緒にトイレに行って、親が用をたすところを見せたり、トイレが出て来る絵本を子どもに見せたりしました。

時間を決めて、子どもをトイレに誘導し始めました。

だんだん、オムツにオシッコをしなくなってきた頃から、今度は、一日中家の中ではパンツを履かずに過ごしました。

なぜか?

オシッコやウンチを失敗した時に、子どもがわかりやすいということと、洗濯物も増えずその方が良い、と思ったのです。


子どもが赤ちゃんの時に見た育児番組で、
「子どもにオムツを履かせないことで早く排泄が自立できる」

という、アジアの子育てを紹介していたことも影響していたと思います。

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実際、順調に子どものトイレトレーニングは進んでいきました。

子どもの水分の摂り方や膀胱の働きというものも影響したと思いますし、
仕事で培った観察力、などももしかしたら影響したのかもしれません。

しかし、ある日、

ついに、シミレーションの成果を試す日=「子どもを怒る日」がやってきました。

その日は、お天気の良い日でした。
居間で下の子どもに授乳をしていた時でした。

目の前にいた2歳の子どもが、歩きながらウンチをしました。

目の前でボトッとウンチが落ちた時、「あ!今だ!」

心の中でそう思いました。

まるで鐘が鳴った ような感覚が忘れられません。
まさに、今、私が「こら!」という瞬間がやってきたのです。

思いっきり怖い顔をして、「こら!」と言いました。

振り向きながら、思わずウンチが出てしまったことにビックリしていた2歳児だった子ども。
さらに私に大きな声で怒鳴られて顔をうっすら赤くして目を丸くして驚いていた様子、忘れられません。
怯えていた、のだと思います。

思い出すと、今でも鼻の奥がツーンとするのですが、

でも、私はその時、「やった!子どもに気づかせることができた!私の本気を伝えられた!」と、心の中ではガッツポーズだったこともまた覚えています。

そのことが本当に子どもにとってはショックだったのではないか、と思います。

もちろん、子どものお尻を「ペチリ」とやることも忘れませんでした。

その後のことはあまり覚えていません。
多分、その後はお風呂場に連れていき、うんちはトイレでするんだよ、ということを教えていたでしょう。

そして、長男はそれからほとんど失敗することもなく、トイレトレーニングを終了します。
夜のオムツも程なくして外れました。

繰り返しますが、水分の摂り方と膀胱の働きによる影響も大きかったであろうと思います。

しかし、この体験

「子どもに大きな声で怒って、親の本気を伝える。」は、

私にとっては大きな大きな成功体験として刻まれていきます。

私の中で「怒ること=しつけの手段」として刻まれていくのです。


さて、この続きはまた次回。ニコ



カメカメカメカメカメ
 

「怒る=怒り」はエネルギーです。

 

怒りがあるからこそ、勇気を持って立ち向かっていけることもあります。

 

エネルギーがあるからこそ、「負のエネルギー」にもなり得ます。

 

 

私も実践できた「叩かない子育て」について 引き続きお伝えしていきます。

 

国際NGO Save the Childrenの「叩かない 怒鳴らない子育て」は、2015年より本格的に、Save the Childrenによって少しづつ広められています。

 

ポジティブ・ディシプリンの情報を今後もお届けしてまいります。 

 

 

 

2016年11月27日(日) 

江東区初の「こうとう子育てメッセ 2016」開催いたします!

 

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江東区の子育てお役立ち お助け情報
こうとう子育てびより

 

江東区初!

予想来場者数 2000人

ここに来ればママとパパが欲しい情報がある。

こうとう子育てメッセ