Spare the rod and spoil the child.
直訳すると、
「棒を節約しなさい、子供をダメにしなさい。」
という意味になります。
この意味するところは、
子供もをダメにしたいのなら、棒を使うのを控えなさい。
いえいえ、子供をダメにしたくはないでしょう?
だからこそ、子供を良くしたいと思ったら、棒を使いなさい。
という意味。
こんな風にも言い換えられます。
「 鞭を惜しむと子供はダメになる。」
これは、聖書の中にある諺(ことわざ)です。
日本語では、「可愛い子には旅をさせよ」と訳されていたりもするようです。
聖書の中では、子供たちを叩いてしつけることを奨励していたこと、
子供を叩いてしつける文化が昔からあったことがわかります。
この英文でで検索すると、子供たちが叩かれているたくさんの画像が出てきます。
聖書を読みながら子供を叩こうとする女性の姿も
コミカルなものだけではなく、考えさせられるものも。
Spare the rod and spoil the child
画像のほとんどは古いものですが、トップにご紹介した画像のように、この考え方はまだ私たちの生活の中に存在しています。
子育ての中で、しつけること、教え導くことは必要ですが、果たして「叩くこと」が必要でしょうか?
しつけや教えることもコミュニケーションであり「学び」の機会です。
では、「叩いて教える」ということはどういうことなのでしょう?
「叩かない子育て」
「怒鳴らない子育て」
「怒らない子育て」
という言葉をよく聞くようになりました。
「叩かない子育て」を実践してきた一人の母として、そのこと自体はとても明るい話題!嬉しいなあ!と正直に思うのですが、
一方で、「どうやって怒ったらいいのだろう・・・」「どんなときに怒ったらいいのだろう・・。」というお声も多く聞くようになったのは確か。
「怒る=怒り」はエネルギーです。
怒りがあるからこそ、勇気を持って立ち向かっていけることもあります。
エネルギーがあるからこそ、「負のエネルギー」にもなり得ます。
私も実践できた「叩かない子育て」について 引き続きお伝えしていきます。
国際NGO Save the Childrenの「叩かない 怒鳴らない子育て」は、2015年より本格的に、Save the Childrenによって少しづつ広められています。
ポジティブ・ディシプリンの情報を今後もお届けしてまいります。
2016年11月27日(日)
江東区初の「こうとう子育てメッセ 2016」開催いたします!
江東区の子育てお役立ち お助け情報
こうとう子育てびより
江東区初!
予想来場者数 2000人
ここに来ればママとパパが欲しい情報がある!