先日アナウンサーの誰彼が

 

「男性の体臭が苦手で…」云々公表したところ、それだけで解雇される件があったが、

 

たったその件だけで契約解雇とはどうなのか

 

という問題はさておき、

 

私も最近、人の体臭が苦手である。

 

 

見解を先に言うならば

 

 

「クサい人が圧倒的に増えた」

 

 

「他人のミス?を許せない不寛容社会の現れ」

 

か、

 

どちらかではないか、と思っている。

 

 

 

 

 

私は月末会社に請求書(web提出をしないのは私だけだろう…)を持っていくが、

 

先日エレベーター内に

 

 

「夏の体臭問題」

 

 

なるものが貼ってあった。

 

思わず写真に撮ろうとしたくらいで、

 

要約すると

 

1.夏場エレベーター内で、体臭のきつい人を一緒になるのが非常に苦痛である。

お互い気を付けましょう。

 

2.デオドラント製品(無香がおすすめ)の積極的な活用

 

3.シャワー、入浴は必ずする

 

4.食べ物にも気を付けましょう。ニンニク等は人と会う時は控えましょう

 

5. 上記の対策でも体臭が治らない時は、医療機関で相談しましょう。

 

 

 

というもので、

 

びっくりして経理の方に

 

「あの張り紙はなんですか?私がクサいとでも??」

 

と尋ねた。

 

経理は

 

「先生方がクサいわけじゃないのよ~。宅急便の人とかね、ちょっと匂いがするって社長が言って…

 

社長が書いたの」

 

 

「…社長!」

 

自社ビルなので、社長が言ったらそうなる、部分は多分にあるが

 

こんな張り紙をしていいのか驚いた。

 

 

 

しかししばらくして「最近、クサい人が増えたなぁ」と思うようになった。

 

 

 

電車で横に座る、か、

 

座っている私の正面に立つ、か

 

おじさんたちの匂いが気になる…

 

暑いから汗をかいて、だろうか?いや、それだけではすまない匂いだと思われるが。

 

匂いの元を詮索しても意味がない。よそのおっさんの匂いの発信源をしってどうなる、というのだ。

 

そういう時、席を立つが

 

先日「北斗の拳 原画展」を見に行った際も、

 

すれ違う男性陣、

 

写真を撮るために一歩後ろに下がってくるおじさんたちの

 

むわっとくる匂い…

 

うわっクサっっ…とうつむき、よけてしまった。

 

娘に

 

「露骨によけすぎだよ~」

 

と言われたが、

 

とっさの行動で

 

「うっ」

 

となってしまったのだ。

 

 

私自身、自分の加齢臭が気になるので、

 

風呂で耳の後ろとか足とか丁寧に洗い

 

かつ授業の時「クサい先生」など、あだ名をつけられたらたまらんので、

 

けっこう入念に匂い対策はしているつもりである。もちろん授業前の歯磨きも忘れない。

 

自分が熱心に匂い対策をしている人は、他人の無遠慮、無関心な匂いに対して許しがたい。

 

「自分はこれだけしているのに、アンタはなんもしとらんと、においを撒きちらして~~」

 

という怒りである。

 

 

 

 

だから冒頭のアナウンサーの発言がわからぬでもない。

 

 

さらに私が思うのは

 

 

「日本は最近、クサい人が事実上、ふえたのではないか?」

 

 

という疑念で

 

 

この異常な、連日、38度越えの猛暑で、汗をかき、高温多湿、体臭とミックスされて

 

クサくなる…なっているのだろう。と思う。

 

女性でもクサい人はいる。

 

 

 

 

娘は

 

「ママ、匂いに関してうるさいよ。

 

うちのパパなんか最強に臭くて、大気汚染並だから、人のことを言ったらダメだよ。

 

パパだってよそで

 

『あそこの奥さん、こんなクサい夫と暮らしていてよく平気ね。なんとかすべきなのに』

 

って思われているよ」

 

 

 

と言う。

 

事実で、これ以上なにも言えない。

 

 

 

 

 

匂いに関してはまだ言いたい。

 

日本人の洗濯で使う柔軟剤の化学薬品系の匂いと

 

外国人観光客のつけすぎ香水問題だ。

 

次回に続く。