アセクシャルは他人に性的魅力を感じない、もしくは感じたいと思わない、そういう人間だそうだ。

 

私の周りにはこのアセクシャルの疑惑のある友達が多い。

時代の変化だろうか、あまりそういうものに憧れたり、とても欲したりしないという若者も少しずつ増えているのかもしれない。

勿論正反対にとてもパートナーを欲している友達もいるし、交際をしている友達もいるわけだが。

 

肝心の私はというと、よくわからなかった。

性行動は必要と思えない、興味はあるので視聴したり、自慰行為はするかもしれない。

しかし、誰か特定の相手とそれがしたいとは微塵も思わない。

 

考えたことはある、恋人とするならばどうなるのかという事や、それを自身が、相手が欲しているかどうか。

また恋人とは、しばしばそういった身体的つながりを持って恋人と呼ぶ人もいる、というかそういう風潮にあるように感じるため、自分と相手は恋人と定義していいのか、などと考えた事があった。

 

しかし人からどういわれようと私たちの関係は特別に想いあったものである。

相手もそれでいいじゃないかというので、私も納得して今に至る。

精神的なつながりが強固な関係を特別大事にしたっていいじゃないかと思っている。

 

しかしそれならば私たちはアセクシャルの部類になるのか?

 

それについて考えた。

ここでは初めて記載するが、恋人は同性である。

ならばレズビアン?と短絡的に捉えるのは違うのだ。

私自身は男性に恋をしたこともあるため、これまではバイセクシャルだと思っていたが、それも違うと言える。

 

 

なぜなら彼らは男女、もしくは女性に対して”性的に”魅力を覚えるのだ。

 

 

 

体の関係を欲しない私たちはいったいどいういうセクシャリティと言っていいのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はもう一つ、

いうなれば私たちは一般的な”体の関係”は欲しないが、ある性的趣向を持ち合わせる共通点によって出会った。

そのためお互いその性的趣向に沿うものであれば魅力を感じるのである。

 

 

 

そうなってくるといよいよ話は複雑だ。

恋愛感情は抱いている。

しかし一般的な性的魅力を相手に求めているわけではない。

 

やはりセクシャリティのようなものは人の数だけあるのですべてに名前はつかないのだろうと思った。