いつもご愛読ありがとうございます。


今日の最終練習を

0、1歳児も見ていました。

01歳児は、百石幼稚園では運動会に参加しません。

発達的に、その段階にないと考えるからです。

一つ一つの行事を行う際、

それは誰のため何のため、

どんな育ちのために行われるものか?

それは本当に必要なことか?他の事でも代替えできないか?

などなど考えます。


時々、01歳児も、親子の競技などで参加できるのではと言う声も聞かれますが、

親子で何かをするのであれば、

もっと落ち着いて静かな場面で

いつでも、子供たちが休んだりやめたりできるような状況でやりたいと思います。


では、何も参加しないのか?と言うと、

ちゃんと運動会から学んでいます。

お兄さんお姉さんの競技や練習を見ているだけでも

未満時には大きな刺激です。

手を振って一緒に踊っている様子や

マーチングをしているつもりの子や

ラジオ体操を踊っている子や

未満児それぞれの興味で

運動会を取り込んでいます。

これは、未満児のリズムでできているから良いのです。

何かの順番を待ったり、少し無理をさせたりするようでは

すぐに嫌になってしまうでしょう。

未満児でも、教えれば待つことができますと

以前言われたこともありました。

でも、本来まだまだ自由に自分を発揮し、

大人と自分が一体である感覚を持ちながら、

世界に少しずつ興味関心を開いている年齢の子供たちにとって

待つ事、我慢する事が

今学ぶべきことなのかどうかと考えると

今ではないといえます。


すいません。いろいろくどくなってしまいます。

ともかく、運動会に出なくても、

ちゃんと運動会から学び、

その年頃が来れば

教えられなくても取り組むようになる。

みんなで過ごす、生活することの面白さが

そこにあります。

保育は奥深いし

子供は面白いです。


みんなの育ちを応援しています。

援長 吉田でした。