早いもので今週から学童では2年生扱い。そう、思い起こせば1年前… 入学式より前に学童から始まったんだった。私は3月末で前職を退職し、がっつりサポートモード。いや、ほんとに、保育園時代を思えば脱走もあると思ってたので、「いないんですっ!」って連絡が来たら飛び出せるよう待機してました 笑(←いつも思うけど、あとから考えるとほんと過保護って感じだけど、その時はいたって真面目に冷静に最低限のサポート体制をって。そしてそれほんとあり得る話なんだからー!)

無職ではあったけどまたすぐ働くつもりだったので、学童、デイサービス、学校生活とほぼ一気にスタートさせました。一応デイサービスは年長1月から児童発達枠で、学童は4月1週目から、学校は2週目からとすこーし時間差つけてみました。 

就学については本当にいろんな考え方があると思いますが、私達は、娘の「人を見て学ぶ力」を信じて少しでも普通級と関われる固定の支援級を選びました。普通級でもまれることも考えたけど、加配がつかない状況で、その時の生活習慣レベル、娘の性格を考えたら難しいと思って。 お勉強や活動にしっかり参加し学ぶことを優先すれば支援学校でもよかったかなーとも思いますが、1年以上に渡る就学相談を経て実際に1年小学校で過ごしてみて感じるのは、
「どこにいるかよりもどう過ごしなにをやるか」
ということ。

現状、娘は思っていた以上に生活習慣のところで学校生活に馴染むのに手間取ってしまい、
「毎日学校に元気にいく」
というところが目標になっていました。
もちろん、こくご、さんすうの内容が入りにくい本人にあれこれ試行錯誤はして頂いているんだけど、それでやりこむみたいなところには至っていません。あくまでも、いやーな時間も概ね席についているで◎。ここについては色々思うところもありますがまたあとで。

レベル別に別れているこくご、さんすうについてはそんな感じだけど、1~6年まで一緒に学ぶせいかつ、たいいく、などではイキイキと自ら質問し、まわりの高学年の子達をみてチャレンジしたり、と充実した時間を過ごしているようです。こう思うと、ウィリアムズの子ってやっぱり本当はいろんな人の中で過ごすほうがいいみたいです。個別対応すぎるとお手本を見る機会がなくて、どんどん自由になっていく気がします(^^; 自由でもいいんだけど、こんなこともできるあんなこともできる、そんなこともしていいんだって思えることは悪いことじゃないですよね。いろんなことを見て、自分のしたいことをどんどんして欲しいので、そう思うのかもしれません。



そして交流級では一緒に課外活動に行ったり行事に参加したり。それぞれの内容は目的が違っていて、得るものが違うので、これはこれで、現在の教育現場の実状からしたらベストなのかも。

これが、「どこにいっても良いこともあれば悩むこともある」ということの実体の一部で、だから嫌だ!じゃなく、足りないところをどう主体的にできるようにフォローするかが大事だと感じます。

 
そんな春から1年。
昨年、支援級の授業参観に行って始めに気になったのがこちら。




タイムタイマー。
子どもって、時間の感覚がまずないですよね~ちっちゃい頃は親がある程度支度を手伝っていくからまだいいけど、自分でやるようになってくると、時間を意識しながらやらなきゃいけないことをやるっていうのがすごーく大変。

支援級では授業中「10分でやりましょう」とか常にこの時計を使って進めていました。


長女は毎日朝の支度で癇癪勃発!支度は自分でできるんだけど時間もかかる。そのために早起きしてるけど、

ごはんを食べる→着替える→歯磨き→トイレ。

この流れ。がんばり続けるのが大変なようで、お恥ずかしい話ですが、ごはんをあーんしたりしてがんばりパワーを補充しつつがんばってもらいます。この流れは定着させたい。もう6年やってる流れなんだけど…(^^; 30分早くそれをやらなきゃいけないから、やっぱり本人にとっては大変。

ごはんを自分でさっと食べられるものに工夫しています。なので、うちは朝ごはん個(別)食。本人が食べたいものをある程度出したりもしました。長女は、

○磯部餅+具だくさん味噌汁
○コーンフレーク+フルーツ+ウインナーなど
○おにぎり(そぼろ、鮭、ワカメなど)+具だくさん味噌汁
○お茶漬け+スティック野菜

なんかだと食べ終わるのが早い。私はパン派なんですが、トースト+玉子料理+サラダ+スープみたいなごはんはすごーく時間がかかるのでお休みの日だけ、全員同じものを食べるようにしました。

そんな工夫はしつつ、「はやく!」「急いで!」「あと何分!」「もう何時だよ!」そんな声かけばかりするの嫌だな~と思ってたので家にも買いました。本物は五千円くらいするのでこれ。



千円くらい。最後の音が少ししか鳴らないんだけど、「時間は過ぎていく」という感覚をつけるには、いいかなと思います。

ただ、大きい音が苦手な長女。気になってずーっと両耳ふさいで逆にごはんが進まないという…( ´~`) 目の前じゃないところに置き、あまり大きな音じゃないと分かるとだんだん気にしなくなりました。同時に「減ってる減ってる!」の感覚もなくなり…( ´△`)なので、「20分で食べるよ」「あとこれだけになっちゃったよ」って感じで見せたりしています。

これがあれば!みたいな魔法の道具はないですよね~ もう全ては本人のやる気次第。

ちなみに「早く!」と私が言うと長女は「はやくはできないの!」「ゆっくりでいいからやるの!」と言います 笑 ばっちり個別対応されてるぅ~笑