娘は現在支援学級に通っています。

普通級を夢みたこともありましたし、より手厚い支援学校も何度も見学にいき検討しました。

 

特別な支援を要する子どもたちの学校選びとして、私たちが暮らす地域ではこのようなバリエーションがありました。

●普通学級で加配の先生をつけてもらう。(一時期これを狙いましたが、人材確保の難しさと普通級のハードさに断念しました。とりあえず入ってみて…も考えましたがはじめに嫌なイメージをつけるのもなぁと思って)

●普通学級で毎週8時間まで個別に対応してもらう。(主に情緒不安や学習障害のある子に対するサポートで知的に遅れがないことが条件でした。8時間以外は普通級に普通にいなければいけないのも厳しい。そもそも知的な遅れがあるので無理なんですが…)

●支援学級。(地域によって色々のようですが、私たちの地域では1日固定で1~6年生までで1クラスの支援級で過ごします。朝や帰り、体育や給食は1クラスで、学習はレベル別に3クラスに分かれます。普通級へは「副籍」という形をとり、運動会や遠足、校外学習などで共に行動しますが、支援級の先生が同行します)

●地域の支援学校。(送り迎えのバスもあり、1年生だと1クラス3~7人程度に同じようなタイプの子を細かく分けて2,3人の先生がついてくれ、手厚く対応してくれます。)

 

 

支援学級は私たちが暮らす地域でひとつの小学校にしかありません。

学区外の子どもたちは保護者が毎朝送り迎えをしたり、地域を走る福祉バスに乗ったりして通学します。我が家はたまたま学区内だったので自主通学目指して毎日私が歩いて送り迎えをしています。とはいっても、仕事もしているので帰りは学童か放課後デイサービスへ。学童にお迎えか、デイでは自宅まで送迎してもらっています。

ついでにいうと、1歳半から通っていた病院での療育は就学をめどに終了。療育園や児童発達枠でのデイサービスには通っていなかったので、現在は放課後デイサービスが頼みの綱といった感じです。まぁ学校で毎日お勉強するので、それで十分。本人もクタクタでこれ以上はいまのところ考えていません。

 

こんな感じですが、1年近く就学相談・見学してみて思ったのは、

どこにいるかじゃなく、そこでどうするかなんだなってことです。

それぞれに症状も気になるところも違えば、どこに行ったらいいかも答えが一つのはずありません。例え同じだったとしても、どっちに行ったって良いことも気になることもあり、ずっと考えることになるでしょう。だったら、もうほんとにムリ!ってなるまでは、色々あって当たり前っていう気持ちで子どもを励まし続けるしかないのかもしれません。

 

正直毎日どうしてるのか心配でたまりませんが、小学生になって娘は本当に親離れしていった感じ。もとい自由を得た魚。私も子離れしなければなりません。心配度合いは変わりませんが、遠くからそっと見守り続けたいと思う就学でした。早いものであれから10ヶ月…もうすぐ2年生。身長がとても伸びて食欲旺盛です。