2011年秋に生まれた娘。
保育園でずっと働いていた私にとって子供はとても身近で愛おしい存在でした。
可愛いだけじゃなくずる賢く、すぐ泣くし、すぐ怒るし、すぐ立ち直るし、
そんな小さな体でどんだけ態度おっきいの、そんな小さな体で言うことほぼ大人だよね、
でもやっぱり何しても可愛いわ。
そんなそんな色々も含めて身近だと感じていたけど、自分の子、育てがこんなに大変だったなんて。
出産して育児して仕事して、
今まで出会った全てのお母さんにもう一度あって金メダルを渡したい気持ち。
そんな気持ちにさせてくれた娘には先天性の遺伝子疾患がありました。
「ウィリアムズ症候群」
聞いたこともない病名に、10ヶ月検診をうけに来ただけの私は頭が真っ白になり、
滑り落ちそうになる子供を看護師さんが受け止めてくれたことにも気が付いていませんでした。
そんな衝撃の日から早6年。
たくさんの仲間に出会い、共に悩み、前に進んだりちょっと戻ったり、
でもうんうんいやだいぶ進んだよねぇとお互いを励ましあったりしてきました。
娘に教えられたことは数知れず。
しかし、私が娘にはハンディがあるっていうのに普通に怒鳴り散らすことも数知れず。
きれいごとだけじゃ子育てできません。
彼女にしかない魅力もたくさんあると思いますが、一応教えてみたい一般的なあれこれ。
簡単にいうと「ゆっくりゆっくり」やればいいだけなのかもしれませんが、
情報が入ると色々工夫もしてみたくなります。
「どうやったの?」って聞かれても全然思い出せないことが多いので、
覚えていることから書き留めておきたいと思います。