ヅダトレ出張版「道化師VS海賊兄と軟派師VS海賊妹」 | ミドさんのばった寿司

ヅダトレ出張版「道化師VS海賊兄と軟派師VS海賊妹」

 サオリ「まずこちらからどうぞ↑」
 
ダンケル「というわけで宇宙海賊グリーンウッド兄妹が予告通りこのADGRを訪ねてきたぞ」
 
アイ「いや、予告通りではないのだ、明日来るという予告からかなりかかってるのだ」
 
サオリ「予定は未定とよく言うのだ←」
 
アイ「だから台詞を取るななのだ!」
 
ダンケル「というわけで海賊兄妹の兄から指名を喰らった少佐には別室に待機してもらってるぞ」
 
サオリ「ではカメラとマイクを第一トレーニングルームの父さんに回します」
 
デュバル「噂には聞いていたが貴様がジャンクヅダを駆る海賊兄妹の兄か…」
 
クラウザー「サイダー、いや、そうだ」
 
デュバル「ダジャレか…」
 
クラウザー「おっと、少佐は冗談が嫌いだったな」
 
デュバル「いや、かつては聞くのもうんざりだったが毎週くだらないことを飽きもせず吐き続ける北国の馬鹿共のせいですっかり慣らされてしまった」
 
デュバル「うちの娘の古馴染みの精鋭たちを一蹴してきてから乗り込んできたということで今日は最高出力ギリギリで相手してやろう、サイコロ二つの出目が大きいのを二連続で出したほうが勝ちでいかせてもらうぞ」
 
クラウザー「む、ヅダの標準装備でないはずのジャイアントバズを構えているだと?」
 
デュバル「元々ヅダはリックドムの実質の前身だ、したがって扱えないことはない」
 
クラウザー「ファミコンにスーファミのソフト刺すようなもんじゃないのかそれーー;」
 
デュバル「あいにくだがそういう皮肉は一年戦争で聞き飽きとる、とにかく行くぞ!」
 
デュバル「まずは私が一本だ」
 
クラウザー「やはり純正とジャンクでは火力で差が出るな…だがやられっぱなしではいないぞ」
 
クラウザー「二本目は俺の勝ちだ」
 
デュバル「うぬぬ…火力がだいぶ落ちたジャンクとはいえ主にリックドムのパーツを使ってるだけに安定感はあるようだな」
 
クラウザー「ああ、そしてこれは怪我の功名だがこれと妹のファントムはジャンクの積み重ねによって最高出力が正規品に比べてがた落ちした反面ヅダの忌み嫌われる要因である空中分解が回避されるようになっている」
 
デュバル「ADGR技術班でさえお手上げだったのにどこをどうやったらそうなるんだーー;」
 
クラウザー「最初そもそもまともに動かなかったのがようやくジム程度には動くようになったので「そもそも空中分解するくらいの出力が出せねえガラクタ」としか言いようがない←」
 
デュバル「つまり空中分解が壊れてるということか…元々ガラクタ呼ばわりされてたのがさらにガラクタになったらガラクタ呼ばわりの元凶が解決したとかなんだこのほこたては←」
 
クラウザー「メタいことを言うとギャグ二次創作だから許されるデタラメだ←」
 
デュバル「自分で言ってりゃ世話ないわーー;」
 
デュバル「くっ!バイクで言えばワークスがプライベーターに負けただと!」
 
クラウザー「その例えだと俺はヨシムラやモリワキってとこか←」
 
○××デュバル(ヅダ復刻1番機) 16 - 15 クラウザー(ヅダウォーリア)×○〇 
 
デュバル「なんてこったい…スコアで勝ってんのに負けるとは一番やっちゃダメなパターンじゃないか…」
 
クラウザー「おっさん、どうやらジャイアントバズには慣れてねえみてえだな…こっちもなめられてるようなもんだからいつもの武器で泣きの一回来な」
 
デュバル「泣きの一回は負けたほうが申し入れるものだが私もこのままでは帰ったら娘たちにうどんにされてしまうのがオチだ、受けて立とう」
 
クラウザー「あんたの娘はラーメンマンか、そしてあんたはブロッケンマンかーー;」
 
デュバル「健啖家のうちの娘が昼に牛丼食いたくなる飯テロはやめんか←」
 
デュバル「ルールはさっきと同じだが泣きの一回ということで一発でいかせてもらう」
 
クラウザー「さっきみたいに二本先取にしたら「一回ちゃうやん」と突っ込まれるからだな←」
 
デュバル「そういうわけではない、ヅダは持久戦より速攻のほうが得意だからだ」
 
クラウザー「くっ!やはり土星の道化師…本気モードとなるときっちり決めてくるな…」
 
デュバル「散々ヅダおじさんなどしょーもない二つ名をつけられて早幾年だがその二つ名は初めて聞いたぞorz」
 
〇 デュバル(ヅダ復刻1番機) 8 - 5 クラウザー(ヅダウォーリア) ×
 
デュバル「危ないところだったな…泣きの一回含めてもスコアで勝ってるので意地は維持させてもらった」
 
クラウザー「天然で駄洒落言っちゃうと後でツッコまれたときしどろもどろするぜおっさん←」
 
デュバル「大きなお世話だ、先に駄洒落を吐いたのは貴様ではないか」
 
クラウザー「俺は狙って言ったよ←」
 
デュバル「いずれここまで苦戦したのはずいぶん久しぶりだ…また来るがいい、今度は泣きの一回ではなく文句なしに勝たせてもらうぞ」
 
クラウザー「あれ、勝ったの俺のはずなのになんだこの負けた感は…土星の道化師恐るべし^^;」
 

サオリ「父さんがここまでまともに苦戦するとはやるねあのちょんまげ」

 

アイ「あのお兄さんサオリさんがよくやってる格ゲーのキャラっぽいのだ」

 

サオリ「服装と髪型だけはね、でも声はジャッキーチェンに似てないし第一あのキャラはあんな若くないよ、父さんより年上だよあちらは」

 

アイ「折角だからあの変な格好も生で見て見たかったのだ←」

 

サオリ「あの海賊スタイルはアイちゃんには刺激強すぎるんじゃない?」

 

アイ「おなか丸出しはマイちゃんで見慣れてるのだ←」

 

ダンケル「アイが見たがってる格好は妹のほうが持ってきてるようだぞ、俺はあんま直視できんがなーー;」

 

アイ「ダンケルさん何赤くなってるのだ?」

 

ゴスッ!

 

ダンケル「いって!こらサオリ!無言で腹パンすんな!お前は大野さんか!」

 

サオリ「画面越しのあんたでさえ赤面なら第二トレーニングルームで相手してるあいつはもっと情けないザマなのが容易に浮かぶよーー;」

 

ダンケル「しかも対戦相手に指名されたことをいいことにあいつが「海賊スタイルで相手してくれ」リクエストしたらしいからな…あのバカ、デリじゃねえんだぞ全く」

 

アイ「サオリさん、デリって何なのだ?」

 

サオリ「え、えーと…アイちゃんにはまだ早い大人の世界の言葉とだけ言わせてもらうよ…それはそうと」

 

ゴスッ!

 

ダンケル「ぐふっ!」

 

サオリ「子供がいるとこで子供に説明しづらい言葉をしれっと言うんじゃない!」

 

ダンケル「サーセンorzそんじゃあとは第二トレーニングルームのバカ、よろしく…」

 

ラムサス「うーん、やっぱりいつみても目の保養にいい格好だなあ、無理言って持ってきてもらった甲斐があったぜ←」

 

マリーネ「この前お兄ちゃんに片づけられてあたしの出る幕がなかったからと対戦相手に指名したけど…そもそも事の発端こいつのナンパからだったねそいやーー;律儀に着替え持ってきたあたしも大概だけど←」

 

ラムサス「あれ、今日はシャツ開けてないのか?」

 

マリーネ「あんときは隣にお兄ちゃんがいたからいいけど今日はいないから合わせる必要ないからね…それにこんなスケベと部屋で二人きりとか怖くてこれ以上肌見せたくないし←」

 

ラムサス「オイオイ随分警戒されたもんだな…俺は女の子相手にはジェントルマンだぜ←」

 

マリーネ「自分で言う人はだいたい怪しい←」

 

ラムサス「ギャフン←」

 

ラムサス「ルールはちょっと変則だ、出目の小さいほうが勝ちルールで二連勝したほうが勝ちでイもといいかせてもらうぜ←」

 

マリーネ「さらりと下ネタ挟むなよーー;」

 

ラムサス「わりいわりい^^;んじゃ俺が勝ったらデートシクヨロ←」

 

マリーネ「お兄ちゃんに八つ裂きにされる覚悟があるならいいよ←」

 

ラムサス「…もとい、俺が勝ったらシャツの前開けてくれ←」

 

マリーネ「さすがに命を取ったか^^;よかろう、こっちが勝てばいいだけだからね、その代わりこっちが勝ったらおしおきだよ←」

 

ラムサス「勝てばいいだけだからどんとこいだ←」

 

マリーネ「こいつどっちにしろおいしいとか思ってそうだな←」

 

マリーネ「一本目はあたしの勝ちだね」

 

ラムサス「くっ!だがまだ巻き返せる!絶対にまくり上げてやる!」

 

マリーネ「欲望駄々洩れはやめてwww」

 

マリーネ「はいストレート勝ち!」

 

ラムサス「のぉーっ!帰ったら完璧あいつらにシバかれるパターンだこれorz」

 

×× ラムサス(ヅダ復刻2番機) 11 - 3 マリーネ(ヅダファントム) 〇〇

 

ラムサス「くそぉーっ!脅しに屈してデートの申し込みを引っ込めたのが敗因かぁーっ!」

 

マリーネ「一番の敗因はあんたの煩悩でしょどう考えてもーー;」

 

ラムサス「こうなりゃ俺も男だ!お仕置きだろうがお白州だろうが来やがれ!」

 

マリーネ「意外と潔いね^^;シャツくらい開けてあげてもよかったかな←」

 

ラムサス「では今すぐオナシャス←」

 

ラムサス「…俺のほうが開けられてしまった←」

 

マリーネ「あたしのとは一言も言ってないからねw」

 

ラムサス「この後俺はどうなるんでしょうか…」

 

マリーネ「このマジックハンドを見ればだいたいわかるでしょ?」

 

ラムサス「腹筋崩壊の刑ですね分かります←」

 

サオリ「いい気味だからマジックハンドあと998本追加しよう←」

 

ダンケル「でもあの子に腹筋崩壊の刑喰らったら罰ゲームになってないんじゃないか?」

 

アイ「むしろご褒美くらいに思ってそうなのだ←」

 

サオリ「やっぱ腹立ってきた…あいつ今月減俸←」

 

ダンケル「それが一番効くと思うわw」