昨日、珍しい人からお誘いがありました。
お昼休憩に食事できない?会社近くまで行くからと…
そのためだけに来ると言う
彼女の自宅から車で一時間以上かかります。
友人の友人という関係、二人でランチするほど親しくはない
何を話しに来るのだろう…
近くの喫茶店で待ち合わせました。
注文したオムライスを待ちながら彼女の話がはじまります。
彼女『忙しい時にごめんなさい。』
私『いえいえ。何かありましたか?』
彼女『実は主人が浮気をしていて…』
年明けから異変を感じていたこと、とうとうご主人のスマホを覗き見てしまい年末から始まった浮気のLINEを発見したこと。
苦しくて苦しくて連絡してきたことを彼女は一気に吐き出しました。
なぜ話す相手が私?
さり気なく理由を聞いたら色々やんわり話していたけれど、要するに【結婚経験があり、辛い事情を持つ人】だから…
すごい微妙な気分
未亡人になってから、悩みを相談されることが増えた自覚があります
きっとね 人の心理。
辛い出来事に直面しているとき幸せそうな人の姿はある意味〈毒〉そういう話なんだと思います。
でもね…
死別は辛い事情だけど、だからって様々な辛い話に寄り添えて上手に言葉をかけられるわけじゃありません
逆に夫を亡くして人の言葉に傷ついた経験があるから、人にかける言葉は意識してしまう。
二重に傷つけてしまわないか不安だから
結局、本当に話を聞いただけのランチになりました…
申し訳ない。
グループで会う時の彼女は笑顔が印象的な人、でも昨日は痩せて別人のようでした。
年明けからずっと悩んでいたのかな
死別の辛さとは種類が違うと思います。
でも、信頼関係の崩壊や女性としての自信の喪失、怒りや悲しさ、想像しただけでも苦しいと思う。
何事も絶対という保証はありません。
だからこそ、夫婦で仲良く穏やかに過ごせる日常はとても尊いんだな。
そんなこと思う今日この頃