私が電話を受けた時、勝手に息子は熱中症で倒れたんだとばかり思っていた。

タクシーの運転手さんにも「熱中症で」というと「そりゃー大変だね」といって目的地(電話で聞いた場所)に急いでくれた。

目的地で聞いた場所には誰もいなくて再度電話をしたところ、「救急車を呼びました、その救急車を追いかけてください」と言われおいかけたけど追いつかなくて、するとさっきのたくしーの運転手さんが「いいから乗って」と救急車を追いかけてくれてなんとか現場につきました。

周りには人だかりができてて救急隊員の人から「自転車で街路樹にぶつかり頭と腕が痛いと言われてます。警察官の到着を待ち、事情説明が終わり次第、脳外科から行きます。お母さん救急車にのってください。」

私は訳もわからず救急車に横たわってる息子と対面した。

かすり傷はあったが、その時は骨折してるとは思わなかった。

警察の事情聴取が終わると救急車は脳外科に向けて出発した。11時前ごろだったと思う。