愛知県・大村知事リコール運動に百田尚樹氏が激白!

「県民は真実を知らない可能性がある」 高須院長、きょう選挙管理委員会に必要書類を提出 
2020.7.31  夕刊フジ(産経新聞)より ⇒ 

   
        

愛知県の大村秀章知事(60)へのリコール(解職請求)運動は、発起人である美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(75)が

月31日、県選挙管理委員会事務局に必要書類を提出する。

        

リコール運動が本格スタートするのを受けて、高須院長と思いをともにする作家の百田尚樹氏(64)が激白した。

「私はあれらを芸術とは思えない。企画展は『表現の不自由展・その後』というタイトルが付いていたが、極めて反日的な作品を集めたに過ぎないと感じる。人を不愉快にさせる作品であり、何でも芸術として認められていいはずがない」百田氏は言い切った。

       
昨年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展では、昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつけるような映像作品だけでなく、元慰安婦を象徴する少女像や、ドーム状の「間抜けな日本人の墓」という作品も展示された。

     
批判を浴びて公開中止となったが、実行委員会会長である大村氏は「自分の気に入らない表現でも、受け止めるというのが日本国憲法の原則、戦後民主主義の原点」として、再公開を認めた。


  
百田氏は「大村氏が認めたのは、私的な個展ではない。公共施設で国民や県民の税金の投入して開く企画展だ。昭和天皇の映像作品を認めることは、日本と国民への侮辱であり、これを県として支援するのは大問題。大村氏が開き直っていることを、愛知県民はどのように考えるのか」
地元メディアを中心に、一連の抗議を「慰安婦像の問題」として報じ、昭和天皇の映像作品には、ほぼ触れなかったことも疑問だ。

百田氏は「明らかに、大村氏側に立った報道が多い。慰安婦像を取り上げて、『これはイデオロギー闘争なのだ』という方向に持ち込もうとしている」とあきれ返る。
「全身がん」で闘病中でもある高須院長は県選挙管理委員会事務局へ必要書類を提出した後、約2週間で本格的な署名集めをスタートさせる。 2カ月内に86万人以上の署名が必要だ。
これまで例がない、都道府県知事へのリコールは成立しそうか。

百田氏は「実現すれば画期的だが、多くのメディアが大村氏をかばっているため、愛知県民が真実や実態を知らない可能性がある。

成立の可能性は半々だろう。もし、リコールが成立しそうになれば、大村氏は電撃辞職して、その後の知事選に再出馬するのではないか」と推察した。