今回は「日々のあみもの」から「Fog」という作品を編みました。
この本のデザインはすべて那須早苗さん。
今回ベストを編んでみて、今までのフェアアイルと編み方に違いがあることを発見!
いい勉強になりました。
那須早苗さんは、脇や衿ぐりの減目を身ごろから減らしていましたが、同じ方法で編むのが佐藤ちひろさん。
スティークの両端で減目をするのはten oldさんと風工房さんです。
個人的にはスティーク両端で減らす方が仕上がりが綺麗な気がして好きですが。
裾のゴム編みに関しては、那須早苗さんは身ごろより-32目で編むようになっていました。
同じく裾のゴム編み部分、ten oldさんの作品は+20目前後で編まれます。
お二人の差はなんと50目
+で編むのは素人にはなかなか難しく、ゴム編み部分がだぶついてしまうので、針の号数を二つ下げたりきつきつに編んでみたり
結果、私には無理 となり、今は身ごろと同じ目数で編んでます。
佐藤ちひろさんや風工房さんは、裾のゴム編みを身ごろと同じ目数で編むので、間違いではなさそう。
今回も身ごろと同じ目数で編みました。
ストンとしたシルエットでシャツを出して着たいので、私はこれでOK。
こちらは裏の画像です。
ボーダーになっているのがスティーク部分。
端の二目を切り落とし、残り4目を半分に折ってまつり縫いしますが、ちょっと厚ぼったくなるので、今回は折り返さずにまつってみようかと思ってます。
はて、どうなるか?
脇の色変え部分。
つないだ糸を左右にわけて糸始末する方法と、そのまま放置する方法があります。
きちんと糸始末すると、身ごろの片脇だけゴワゴワとかたくなる心配があります。
そして、何よりも面倒
私は、放置OKと知ってからは当然放置派
那須早苗さんやten oldさんも放置推奨派です
やり方は、糸をつなぐ時、二回結んで1センチくらいに短く手でちぎるといいそうです。
ハサミより、断面が不揃いになるので編み地と絡みやすくなりほつれないんだとか。
フェアアイル用の糸は手で簡単にちぎれるので、編んでいる間、ほとんどハサミを使いませんでした。
ただ、編み終わりや編み始めは外にのぞかないようにきちんと糸始末してます。
スティークの始末が終わったら、後は水通しして完成!
明日は編み物サークル&イベントです。
一日夫は放置の予定!
我が家では、夫放置推奨派なのです