カホ子が言う『旦那に釣りを教えてやって』。

婿殿が言った『釣りに連れて行って下さい。

                 釣れなくてもいいですから』

 

オイオイ、なめとんかい。「釣れなくてもいいですから?」

 

釣らしてやろうじゃないかい。

(これは…借り物です)

 

カホ子は婿殿に釣りを教えさせて爽馬に伝授させる計画らしい。

 

なら、ジイジが直接に爽馬に教えてやるがな。

それは、嫌ならしい。

 

 

昨夜、物置の奥に眠る鯛ラバ関係道具を取り出してきた。

ジグヘッドもスカートもいい状態で保管されていたが…

ふた昔前のジグなんだなぁ。

 

瀬戸内海の真鯛をダマせるのか?

最新モデルを買い足さんといかんなぁ。

釣り船の乗船代もワイ持ちやなぁガーンえーん

 

で、1つ大きな課題が…

老化 (認知症と老眼) のせいでラインが組めんのよ。

 

本線(PEライン)と先端(リーダー)が結べない。

これは…釣り師にとって致命的な事なんよ。

 

で、ジイジは考えた。婿殿にノット(結び方)を教え込んで

アシスタントにしてしまえ(笑)

 

(これは、実釣果)

 

 

ノットが出来なくなった時、釣りを離れるきっかけになるんだろうなぁ。

 

婿どの、ノットの練習、はじまるよ~。

 

 

 

おしまい。