🔥








読了。





胸が
いっぱいに
なりました





久しぶりに買った



江國香織
🆕新刊📕


川のある街




3つの短編からなる
短編集



それぞれの話は
全く繋がっておらず



伊坂幸太郎作品の様に
伏線が張り巡らされていて

最後に

1つになる💡💡💡



みたいな仕掛けもない




淡々と



ただ

淡々と



それぞれ3つの短編の
唯一の共通点である



その暮らしの中に
横たわっている


の姿

その描写を時折、挟みながら


それぞれの話に出てくる


人(老若男女)や鳥(カラス)達の何気ない日常を



事細かに



繊細に



かつ
サラッと

綴った



私からしたら


これぞ
江國香織!!!👍✨


言いたくなるよーな


作品でした♥♥♥♥♥♥





あー

わかるわかる


あー

なるほどねー


うんうん



なんて
心の中で

繰り返し呟きながら


時にニヤニヤ


時にうるうるしながら




一気に
読んでしまいました✨✨




ほんと
江國さんは

子供の目線で語る事が
抜群に上手い💡💡💡💡




読んでいるうちに

自分が

小学生に戻ったよーな感覚になってきてしまうから不思議💦💦



特に


1話目と

2話目は

小学生の女のコが
主役級で出てくる(1話目は完璧に主役💡)んだけど




まー


描かれている
その子の心の機微が

ほんと

リアル

読んでいる内に
感情移入してしまって



1話目終わりなんて




えっ!?💦


えっ!?💦💦💦


もう

ここで終わっちゃうの??



やだ


まだ

私は


このコと同化して

色々な事を見聞きしたり

体験したいのにぃぃぃぃ〜💦




いつも通りの



いきなりの終わり方に


切なくなってしまう💧💧💧💧





いいお話✨✨





気を取り直して

2話目を読み出すと



主役は
いきなり

カラス😱


え??


えっ???



戸惑いながら
読んでいる内に


何羽かのカラスと共に


2つの家庭

そこに息づく人たち


産婦人科に入院中の
出産間近の妊婦



家に残された
妊婦の一人目の娘


その娘の近所に住む男の子


その男の子の親戚の沖縄に住むお兄ちゃん



妊婦の
隣のベッドに居る妊婦仲間


妊婦仲間の
結婚間近な弟


そして
その弟の元カノと
これから結婚する女性






んー


こーやって
書き出すと
ややこしい・・・・・💧💧💧



なんせ


狭い田舎のコミュニティで

なんだかんだ

どこかで繋がってる
人たちの群像劇を

カラスからの目線も入れながら(笑)描いている💡💡💡



また


これが
面白い🎵


少しだけ

2話目の作中で
小さな伏線がつながる所もあるw




これまた

いいお話✨✨✨





そして


3話目は


ボケを少し自覚しつつ
若い頃に
愛する女性と日本から飛び出し


異国の地で最期を迎えようとしている女性のお話。







これが




年齢を重ねて



もう
若くなくなった女性から見た
世界観に

少し
呆け(痴呆)を混ぜることで




逆に

湿っぽさ皆無で



読んでいて

主人公の老婆の生き様に
潔さを感じさせてくれる







愛する女性を病で失い

昔から一緒に過ごしてきた
同年代の仲間達を失い

重ねてきた己の年齢



自分も
やがて死を迎えるのはわかっていて


1つ
1つの出来事が

もう
これで最後なのかも?

なんて思いながら
それでも今、生きている



日本から
そんな自分を気遣い

弟が

姪である弟の娘を
様子見に自分の元へ送り込んでくるんだけど・・・・








もう






なんて言えば
いいのかしら・・・






私はまだ

老婆なんて年齢ではないですけど



それなりに

齢を重ねて



70年も生きないって考えてる身からしたら

もう
折り返し地点は過ぎてるわけで💧




若くもない年齢になっていて






色々




この主人公の発言や


心の動きに


リアルに胸を打たれてしまうんですよねー・・・・💧💧💧💧




いや



ほんと




子供を描くのも
上手けりゃ

年寄りを描くのも
上手い




江國香織


ほんと


日常を描く
天才です😭😭




















いや





なんでもないような事の




なんでもないような日々の
積み重ねが




人生であり






そんな



なんでもないような事を



なんでもないような日々を

愛しく思える人生でありたい













なんて




思わせてくれるのが



江國香織の作品なのです。









これは
流石に
中学時代に読んでても

ここまで
胸に迫っては来なかっただろーなぁー(苦笑)




いやはや




私も
齢を取ったものよ(笑)(笑)(笑)




3話目
終盤は
ついつい



声に出して読んぢゃった💦



それに


じわっと

涙が出てきました・・・・











ここのブログに来てる人の
年齢層


めちゃめちゃ高いですからね(笑)(笑)



ええ

ここに来てる方々



皆さんに
おすすめします💡




あー

明日…いや

もー
今日だわね💦




また

寝れない夜勤だー💦💦





寝よ・・・💤